生まれた時まで帰る

自分が濁るものを排除したら

その奥から何が現れるだろう

純粋な自分の欲望が出てくるだろうか

今はそう予想している

純粋な欲望とは

子供が大して何も考えずに

ただこれがやりたい ただあれが欲しい

など自分の心が思い浮かぶものを求める気持ち

絵を描きたい 手紙を届けたい

それも純粋な欲望のひとつ

自分から湧いて出てくるものを

受け入れて叶えていく

私であって私ではない心地

私の中の私が私の手を引っ張って

導かれていくような心地

一日一日を噛みしめるように生きる

ただ積み木を無心で積み上げるように

ここには意味と他人は存在しない

損得もない

これは非人間的なのか

むしろ人間的なのか

0地点の

生まれた時まで帰っていく心地でいる

私の命の意味を

私に教えてもらうように

耳を澄ませる

可能性というものは

閉ざされたと思ってるその時でさえ

広がり続けているものなのかもしれない

私やあなたの中にあるものは

自分の意識よりももっと大きい何かで

限界を決めるのはいつも表面的な自分

自分を信じるように 生活するとは

あなたにとってはどういうことだと思う?

正解はないから

心を自由に 想像してみてほしい