自分に決着をつけるために。

十二月十四日。晴れ。

渋谷RUIDO K2でライブ納め。

終わったあとに予定があったので

出演者の方々とゆっくりお話できなかったのが無念。

今年はほとんどシギでのライブをしなかったけれど

この機会を作ってくれた田口さんと

RUIDO K2の勝さんにはとても感謝しています。

 

前回の千葉、今回の渋谷は

まさに今の私が私として済ませておきたかったステージで

今日でそれが一区切り。禊が終わったような気持ちになった。

みなさんにはとても濃度の濃いものを見てもらったように思う。

息を飲むとはこのことか、というライブだった。

 

そしてライブが終わった瞬間から、

もう次のフェーズに入っている。

正確に言うとライブの少し前の段階から入ってはいたけれど

シギを見続けてくれている人たちに

この段階のシギも見てもらいたかった。

今回の曲を今後もやる機会は多々あると思うし

作品化もしていきたいけれど。

 

2018.12.14 渋谷RUIDO K2

1.魂のあるところ

2.覚悟の道

3.それでも夜は明け

4.僕ニモ負ケズ

5.未題

6.三月六日

7.君がいて僕がいた

8.魂のあるところ

 

本当は「守りたいもの」という曲をやる予定だったのだけど

アレンジが間に合わずに急遽「君がいて僕がいた」を弾き語った。

当日直前までしょへいは頭をフル回転させてくれていたけれど

間に合わず。

昔の私だったらヒステリックに怒っていたけれど

互いの事情がある中でそれぞれ尽くしているのだから

今の目の前のベストを選択していこう

と思うようになってから前より怒らなくなった。

 

そして前にブログで昔の曲はやらないと書いていて。

「守りたいもの」を弾き語る予定でいたのだけれど

当日のリハーサル前に、

「ここは君がいて僕がいたがいいんじゃない?」と提案され

最近この曲を作ったきっかけになった人のことを

よく考えていてこの曲も繰り返し聴いていたので

何かの縁を感じ、ライブの流れもよかったのでやることにした。

すんなりできた。

本当はもっと昔の曲をやる予定だったんだけども。てへぺろん。

 

私は過去を捨てたいわけじゃなくて

むしろ、昔の自分を今の自分の視点から救いにいきたかった。

誰のことも、表面的な自分も気にしないで。

スーパーハイパー個人的な内省的な話だったので

ほぼお客さんを放って劇は進行していったけれど

今年はそれを集中して取り組む必要性を感じていた。

そして気が済んだ。

そして晴れて、

私はここから次の舞台に立つために

今を生きていく。