悲しい話しを耳にした
誰も味方に思えない時に
どこにも居場所がないと思う時に
朝も昼もその人には夜が訪れる
いくつになっても孤独は辛い
慣れてしまうのか 見ないようにしているのか
素知らぬふりをして 目の当たりにしたら崩れてしまうから
どうして孤独は存在するの
誰かが生きるために 誰かが殺されるように
誰かが生まれる日に 誰かが亡くなるように
愛されることを知ってそれを失う孤独と
はじめから誰にも愛されない孤独では
どちらが苦しいのだろう
勝手に咲いて勝手に散る花のようにはなれない
世の中はどうにもできないことばかり
私は超人ではないから
話しもしない人の悲しみを聞いて 心を痛めることしかできない
そしてその悲しみをのせて届きもしない歌をひとり部屋で口ずさむことしか
私の歌はいつでも君のためにある
それだけが偽りのない真実
君の居場所は此処にある