心は誰にも見えない。

今笑っている人がずっと笑顔だった訳ではない。

今笑っている人が心でも笑っているとは限らない。

目に見えない部分を想像することは易しいことではない。

自分に課してきた重荷を下ろしていくこと。

今はそれができなくても、なるべくノイズをなくしていくこと。

辛いときに見るポジティブなものたちはまぶし過ぎる。

そういうときは、薄暗い部屋で心のシャッターを閉める。

立派な人が立派だと周りから賞賛されていても

幸せな人の幸せを喜べなくても

他人は他人 自分は自分。

人の言葉や考え方や暮らしが簡単に見えてしまうこの時代だからこそ

自分の心のケアをより一層大切にする。自分の心に気を配る。

自分が悪いとか 心が狭いとか 弱いとか

そんなことを思う必要はなくて

みんなが慰めたりポジティブなことを話してくれても

それが逆に苦しい時もある。

自分の心が今、何を必要としていて

何は刺激が強すぎるのか、今は無理なのか。

自分が弱ってる時、自分が主治医になれると心強い。

自分をずっと見てきて、自分とずっと生きているのは他でもない自分。

他人は自分の全てを把握することはできないから

わかってくれない、思う通りにならない他人を責めるよりも

自分を大切にすることに集中させる。

それはわがままや甘えじゃない。

自分の人生の舵取りをする、大切なこと。