情念の音

魂が燃えるというより

魂に取り憑かれているような人

今という点、今という点に対して

取り憑かれた魂がその点を

確実に冷静に燃やしていくようだった

その音は情念そのものだ

私の魂が呼応する

世界で1人きりなんて嘘だろう

自分がわからないだけで

自分の魂と共振するものが

この世界にはいくつか存在する

雷に撃たれるような衝撃もあれば

魂を掴んで潰されるような衝撃もある

没頭とは取り憑かれることなのだ

賭けるんだその魂の声に

命がすでに終わったのは

天が君を欲したからだ

それでも構わない

命がとられても

音は残り続ける

あの情念の演奏

久しぶりに私の心深く揺さぶられた