命が終わる瞬間。

昨日テレビでタイタニック号についてやっていた。

映画は見ていたけど子供の頃だったのでうる覚え。

ワクワクしながら乗った船が沈没するというのは

まさに天国から地獄。

女性と子供を優先に救助ボートに乗せられる。

夫婦で来ていた場合は、男性だけ離される。

「妻が生きててくれるなら私はいいんだ」

そう言う夫の気持ちを拒んで一緒に終わらせる道を選んだ老夫婦がいた。

 

何十年と寄り添いあった命。

自分だけが生き残ったとして何年そのあと生きられるだろうか。

愛する人のいない日々を。

 

私もその状況だったら一緒に終わる道を選ぶだろうな。

自分が助かるとしてもその状況でひとり置いていけないな。

究極の場面だからこそ人の偽りのないない強さや愛を感じるけれど

それ以上に辛い出来事だった。

どれだけ怖かっただろう。