君は苦悩を心の中に飼い
そいつと暮らして生きてきた
誰かが君の演奏に混じろうと
人生の課題は
それぞれが超えていかなければならない
その物語の最中が生きている今だ
それは孤独な戦いのようにみえるけれど
君の演奏に混じるひとつひとつの音のなかに
君と色違いの苦悩が存在している
それが抱きしめ合うように混ざり合うんだ
自分はここにいると
君と共にあると
音楽はそういう素晴らしいものなんだ
そしてまた聴くものの心に響けば
聴くものも共に混ざり合うのさ
音楽はそういう素晴らしいものなんだ