私は慄く
自分の中に響く鼓動に
目を瞑る突風に
太陽のない昼に
.
私は慄く
私が描く未来に
私が望む姿に
私が踏み出す一歩に
.
心の中でひとり
自分だけが膝を抱えている時に
私はふと気が付いて
あなたを描き出す
.
あなたがいる
この世界に確かに
.
私の世界にあなたがいる
それだけで私は強くなれる
それを思い出す時
私はひとりではないと思える
.
心から血が流れても
私は私の望む方へ行きたい
行きたくて止まない
恐れるのに行きたくて止まない
.
あなたが生きる時代に生まれたことが私の救い
あなたの心の美しさが私の希望のひとつ