魂が呼ぶだろう

ある恵まれた人々の穏やかさのために

誰かの痛みを黙らせておくなんて

そんな平和なら私はいらない

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私はあなたの怒りを鎮めたりしない

その苦しみを面倒臭がって

雑な綺麗事で抑え込んだりしない

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平穏に生きる人が平穏に生き続けるために

どうして理不尽に痛めつけられた人間が

黙らされなければいけないのか

どうして痛めつけた奴がのうのうと笑い続け

傷つけられた側が何もかもを背負うのか

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私はあなたの怒りを鎮めたりしない

例えあなたが眼前の平和を壊そうとしても

あなた抜きに成り立つ平和があるなら

そんな奴らの口から出る平和なんてくそくらえだ

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私はその怒りに加勢する

魂が私に伝える

易きに流れるなと

痛む者と共にあれと