欲求と手放しと感謝と

わかってほしい

どうしてわかってくれないの

その欲が高まるとき

心が頑なに固くなるのを見ていて感じる

わかってほしいの裏側に

否定されたくないという

恐れを感じとる

.

わかってほしいを向けてくる

人の数が増えてきた

その数に対立ではなく

対峙すると

余裕が生まれてくる

本質が見えた気がしてくる

ああ、受け止めてほしいんだな

怖いんだね

分かち合いたいんだな

人間だもんね

私達は

.

正しいも間違いも

常識も非常識も

そんなに大したことじゃないと思えると

安堵がわいてくる

こんな私でも生きている

こんなあなたでも生きている

生かされてるし

生きている

.

握りしめてたものの価値なんて

大したことがない

あんなに放すのが怖かったのに

放した後はこんなに清々しい

.

あなたがここにいることを認める

私がここにいることを認める

そして別々の道を歩き出したり

また出会って会釈したり

.

私は私に出来ること

私は私がしたいことに集中する

.

ひとつの疲れを終えたあとに

仲間のありがたみを感じながら

美味しいご飯のありがたみを感じながら

その疲れをもたらすもの自体に感謝しながら

また自分の道を淡々と生きる