集団心理とオリジナリティ

日曜日に久しぶりにはま寿司に行った。

日曜日だし夕飯時だから

混んでるかな〜と思ったらガラガラだった。

明日から仕事始めなのと、

年末年始で多くの人がお寿司食べたからじゃないかと予想。

 

休日の夕飯時にお寿司屋さんに訪れる人の数はすごい人だと思う。

それがタイミングによっては休日の夕飯時でもガラガラというのは

すごい人の数が一斉にいつもとは別の行動や似た感情を持った結果ということで

こういう集団で働いている心理って面白いなと思う。

 

いつだか日本ではクリスマスはケンタッキーの広告で

クリスマス=ケンタッキーになったみたいに

年末年始とはいえ別に寿司を食べなきゃいけないという決まりはないし

クリスマスにはピザと寿司の組み合わせもよく見た。

「なんとなくこういうものを摂取するのがイベント的に普通」という

なんとなくの出来事に大量の人が流れていく。

 

心理学的には同調効果(みんなと同じだと安心する心の動き)とか

バンドワゴン効果(みんなが支持してる方を支持する)みたいに言われるやつ。

 

バンドワゴンの逆は、スノッブ効果。

みんなが良いっていってるものなんて、俺興味ないもんね。ってやつ。

自分はみんなとは違う、オリジナリティがあると感じたい傾向をもつ人の心理。

 

心理は本人や周りが困っていなければ問題ではなく特徴や個性。

正しい間違いではなく、考え方や心の癖の傾向。

心理学を勉強してると、本当のオリジナルの考え方や心の癖なんかほぼなく

ほとんどの人の考え方がすでに過去の人が名付けた何らかの箱に収納される。

 

ではこの世にオリジナリティなものは0なのかと言われると

私はそうでもないんじゃないかと思っていて

真にオリジナルなのはひとりひとりの人間の人生だと思う。

あなたという人生、顔、心、過程、家族関係、思い出、など全てを足した道のりは

唯一無二だから真のオリジナリティといえる。

お寿司食べながらそんなこと思った。