テストライブを終えての感想。

テストライブが終わった。

昨夜はひとまずの安堵感に寄りかかれた…。

今日、憑き物がとれたように体が軽い…

相当自分でプレッシャーを感じていたんだと思う。

 

この25分間のため(その先に向けてでもあるが)の数ヶ月、

寝る前も歩いてる時も電車の中でも

車でもスタジオでもつまりいつでも

何回繰り返しただろう。

朗読が合計10分ちょいあったので、それを覚えるのにかなり苦労した。

言葉数も多く一個でもつまづくと全て崩壊する内容になってるので

自分で作って自分に苦しめられた。すごい緊張感だった。

でもこの創作をしながら、

ずっとこういう形のライブを自分はしたかったんだと途中で気がついた。

 

そして、日常では気を使ったり周りを気にしたりして言えないこと

だけど心の中では存在している確かな気持ち

そういう本当を私はずっと大切にしていて

そこに加減をしない形でやろうと思った。

一回荒削りでもテストライブをやってみて、

またそこから調整を重ねてブラッシュアップさせていく。

今回テストライブという形で自分の頭の中にあることをひとつ

形として体験できてそこから新たに学べたことが沢山あった。

やはり実体験、実感に勝るものはない。

 

昨日は女性のお客さんが多く

色んな女性にかっこよかった!!って言ってもらえたのがとても嬉しかった。

 

今回からの音楽で私は自分自身に、そして自分以外の人に対して

自分が自分で思っている以上の可能性やパワーを人は秘めていて

それを信じている、後押しができる役回りでいたいと思っていて

その中でも特に女性に対してそれを伝えたい想いは強く

女性こそ底力が隠されていて(内省的で倫理的な男性も)

それは今までの社会環境では活かされづらかったり

女性というだけで自然と穏やかにお利口に育てられて

自分はそういう人間なんだと思わされることで

力を制限してきた女性も少なくないと思う。

けれどどんどん自分の言いたい事

やりたい事をやっていく女性も増えてきていて

その女性が挫かれた時に再び活性化できる薬として

また今はそうなれないけどそうありたい女性へのエネルギー薬として、

お守りになる音楽を届けていきたい。

 

そう思っていてるので、女性に声をかけてもらえることはとても嬉しかった。

そして皆さん輝いていたし、もっと頑張ろうと思えるパワーをもらった。

 

あとずっと緊張していたんだけど、

私の出番前に町田さんが演奏していたこと、

企画してくださった佐藤さんに感謝でした。

町田さんの音楽を聴く事で

不思議なくらい緊張が溶けて冷静になれました。

自分で勝手にプレッシャーを感じながらも自分のやるべき事を信じて

音楽をこれから最初からの気持ちで一歩ずつやっていこうと

思えることの一つには

町田さんの存在が自分の中であるからだと改めて思いました。

町田さんの曲中でリミッターを超える瞬間を目の当たりにしていると

砂漠の中で同じ種族に出会えたようなそんな気分になれます。

そう思えるアーティストに実際会えることが本当に稀有というかないので

私にとってのお守りのような存在です。

11月にまた町田さんとご一緒するので(その時はテストではなくシギの名前で)

さらにパワーアップした姿をお見せできるよう、

また明日から頑張ろうと思えます。(急にファンレター)

 

そして私の第一歩を見守ってくれたシ組のみんなも、

私にとって本当に親戚以上に親戚のような心強い気持ちです。

いつも支えてもらっています。

またハイキングでリフレッシュして汗流せるのが楽しみ。

一緒にこの先も歳を重ねていきたいです。

 

そしてそして、背中を安心して預けられたしょへすん、

しげちゃん、こうちゃん、ありがとう。

第一歩をこの4人で演奏できて、

何回もスタジオで練習したことがひとつにまとまるようで

感慨深かった。

バンドって青春のようだよね本当に!!!!

死ぬまで青春のような気持ちでいたい。

いつまでもゴールに辿り着かず、手を伸ばし続け走り続けるような。

 

ここから、どんな景色を見ていくことになるだろう。

今はまだ未来にどんな景色が広がっているかわからないけど

1人でも多くの人に届けられるように生きていきたい。

昨日は、「あぁ、ここから私の本当の人生が始まるんだ」そんな気持ちになった。

 

そんな気持ちを作る機会をくださった

佐藤さん、植田さん、ありがとうございました!!!

お2人のステージングも、シンガーソングライターでは元々なかったのに

自分で歌を作って届けることの姿勢を体感することができて

自分自身音楽をやっていて良かったと思えました。

昨日のこのご縁はなんだかずっとこの先も続いていくような予感がしています。