無駄な命

最近はあちちあち燃えてるんだろうか状態なので

日も沈みきった24時くらいに植物たちにお水をあげている。

ひっそり静かな夜に植物にお水をあげる時間は癒し。

 

観賞用のミニトマトちゃんと小ネギちゃんがいるプランターに水をやり

その隣になぜかあったジャガイモの葉っぱに水をいれる。

そうすると、その横に使わないで置いといた袋に入った土があり

その土に種が入ったのか私の身長近い雑草が何本か生えて育っている。

 

トマトと小ネギとジャガイモに水をあげるのはわかるが

育てた覚えのない雑草に水をあげるのはなんかな・・・と思った日があったのだけど

そうするとこの猛暑で雑草だけが暑いように頭を垂らしている

この姿を見ていて水をあげないことなんてできないいいい!!!!

 

ということで、最初の方はなんだかなと思いながらも

でももう一緒にいるわけだからと

雑草にも水やりをしている。

 

人間が勝手に自分の損得や先入観で決めているだけで

無駄な命なんてものは1つもないのだとこういうとき思う。

ただ自然とその命を全うしているだけだ。

たまたまその種が我が家にやってきて住み着いたのだ。

そのたまたまの巡り合わせを受け入れよう。

雑草の命終わるまでは

水やりなどの手助けも私でできることはしよう。

 

最近は虫救助隊の仕事も春夏は増えてくるので

私が死んだら

雑草や虫がわらわら「あの時助けてもらった・・・」と

やってくるだろうか。

静かに懸命に命を生ききろうとするものに対して

出来ることがあるなら出来るかぎりのことはしたいものだ。

プロポーズ


世界が終わる日を

テレビが伝えてる

僕はひざまづいて君に

プロポーズをした

「プロポーズ」シギ