俺はライバルが欲しい。

ライバルが欲しい。切磋琢磨しあいたい。

夕日に向かって走り出したい。

河原で殴り合って「お前ってやつはよ…」って最後に笑い合いたい。

そんな…ライバルが…ほっしぃぃぃぃ!!!(長渕剛「人間になりてぇ」風に)

 

私はライバルがいない。

 

音楽をやっているとライバル視をされることはたまにある。

だがそういう奴らは軒並み

私にとってアウトオブ眼中(石器時代に廃れた死語であります)でしかない。

くっそどうでもいい奴しかいねえ。

お前ら全員自分に集中しろ!!!!!

俺をお前の世界に勝手にいれるな気持ち悪い、という気分だ。

 

そもそも音楽で誰かをライバルとか思える人よく思えるなと思う。

100m走や格闘技と違うんだぜ。

これがあったら勝利!!!という明確なルールがない世界で

何をもって他人をライバル視出来るのかわかんね。

一番広い音域がこれだとか?歌がうまいとか?世界観がすごいとか?

売れてるとか?動員だとか?人気だとか?

どれも明確な勝利とは言えない。そんなルールはない。

資本主義において数は正義かもしれないが

芸術文化でもある音楽においてそれは曖昧な部分でもある。

ブルーハーツの方だかが言っていた

「一番売れてる音楽が一番良いなら

一番うまいラーメンはカップラーメンだ」みたいな言葉。

曖昧な世界だし、それで良いと思っている。

 

俺は明確なルールの中においてのライバルが欲しい。

 

明確なルールがない哲学的や生き様ですごい人とか

ライブがかっこいいとか曲がすごすぎるとか

そういうのは総じてライバルではなく

すげえええ!!!!かっけえええ!!!わくわく!!!!

にしかならない。

だってみんな別々の人間でしかないから…。

それはそれで居心地は良いのさ…。

 

 

でも俺は明確なルールの中においてライバルが欲しい。

夕日に向かって…略