蝶の羽ばたき

自分の言葉や行動の波紋を想像する

黙っている 身動きを取らなければ波紋は広がらない

それですまされるときと

それではすまされないときがある

確実に誰かが落ちていくとわかっていながら

身動き一つとらずにいることは

自分に対して恥ずべきことだと自分に言う

不安 恐れ 懸念

自分の足を縛り付けるものを

振り払えるには

正気になって判断するしかない

感情ではなく倫理的に考えた時に正しいと思える道を自分が踏むしかない

それが自分にダメージとして返ってきても

保身や恐れから身動きがとれない自分でいるより

ダメージ上等だと自分に言える道をとりたい