「音は人なり」について

明日は私の久しぶりとなる企画ライブです。

思い起こせば自主企画をするのは何年ぶりだろう。

高校生の時ぶりかもしれません。

皆さんと同じ時間を同じように私も過ごし、

私なりにいろいろな情報や人の心を感じ

私が歌うべき歌とはなんだろう。

現代に歌うべき歌とはなんだろう。

そんな事を何年も考えていました。

きっとこの事はこれから先も毎日考えていくと思います。

今回、涙を発売することはその一歩だと思います。

輝いたを出してから6年が経ちました。

目立った活動もせず、リリースもせず、世間からみたら

「あいつどうなったんや」と思われていると思いますが、

それでも私に声をかけてくれたり、歌を聴いてくれたり、

ライブに来てくれる人がずっといることが本当に心の支えです。

私はいつも音楽で人の心を支えられるような人間になりたいと思っていながらも

気づけばいつも人から支えられてばかりです。

そういう人の温かさや、音楽をしていて聞くことの出来た人の苦しさや孤独、

全てをひっくるめて人があってこその音楽なのだと痛感しました。

明日が結果ではないし、明日が終わりでもなく、明日も通過点のひとつです。

でも大事な通過点のひとつです。

これからもシギの音楽は続いていきます。

世の中が変わるように、シギもどんどん変わって行くと思います。

変わり続けるということが変わらない唯一のことなのかもしれません。

でも、どんなに変わったとしても私が人の心を歌う人間だということだけは

私が歌うことをやめるまで変わらずにいます。

音は人なり。

明日は、その人の生き様が音楽を通して感じられると思います。

あなたの耳と心に私の歌をお届けしたいです。