愛ある歌の全てを君に捧げたい
きっと怖がりで 心配している事もあるだろう
まだまだ道半ばだ
君が思う通りに人生は動かない事も多いかもしれないけれど
ひとつだけ約束したいのは
私の生きる道の上で 君にこうして出会えたことが
私の光のひとつになっている
それは何かを奪うことではなく
それは何かを失うことでもない
愛を知らずに命を消した人が多くいるだろう
君にその心配はいらない
君が喜ぶ時 誰かは微笑み
君が悲しむ時 誰かは君のための傘となる
その誰かに私がなるから
君にその心配はいらない
いつも君は心のままに笑い 涙すればいい
他人と関わる時 心のままが障害になるならば
私の前でだけはその障害を取り去ろう
鏡花の美しい物語のようにありたい
心はいつもそうありたい
葉を流れ落ちる雫に汚れがひとつもないように
君の喜びのため 痛みのため 安らぎのため 戦いのため
全てが君に用意された歌であるために
私に歌わせておくれ