写真-55

同志よ

君にはこの胸の苦しさがわかってくれるだろう

歩み続けなければいけないと思っていながらも

どうしても足が前に進まない時がある

だけど君にはかなわない まだまだ

君のしている苦労に比べれば 私の苦しさなど

足下にも及ばないような気がして 情けなくなる

君をおいてこんなところでくたばるわけにはいかない

君もまた 私をおいてくたばってくれるなよ 頼むから

離れていても

辛くなるたびに君の事が頭に浮かんでくる

真摯な苦しみというのを君から学んだ

私たちは物を作る人間だから

いつも少しの無理をして生きてしまうけど

人との出会いはなにものにも代え難いな

ひとりで抱え込むたびに 君を思い出してまた涙が出る

それは悲しみの涙なんかじゃない

君は友達で 同志のようで 戦友のようで

私に勇気をくれる人

 

苦しくてもそんな風に思える友がいるから

私は大事な人を大事にしたいとなおさら思う

気持ちをまっすぐにして