Magical Music Carnival

11月19日、ライブ。今年最後!

前回はひよこちゃんという名前でテストライブとして行った。

今回はシギとして行う。

前回は自分が思うシギの新しいライブの形として挑戦したのだけど

それを受けて今回は修正・さらに進化したライブにしたいと思う。

シギは20時25分からの出演予定。

お時間ある方はぜひはじめからお楽しみいただけると嬉しいです。

チケットのご予約は各SNSのDMや

info@shigi.netまで、お名前と枚数を記入して送信してください。

 

少し早いですが、今年もお世話になりましたやりましょー!

お待ちしています。

君はそれを美しいと言えるのか

レストランNがあったとする。

そこの店長が、私の友人Sに加害行為をしたとする。

Sは店長の行為を法律で罰することができず

さらに店長から別の行為で加害され、追い詰められる。

という状況にあったとする。

私はその話を聞いて、とても憤りを感じる。

 

私が尊敬しているOがいるとする。

OがレストランNに毎年記念日に行っていた事を偶然知ってしまう。

そして店長とも仲が良いということを知ってしまう。

 

私は基本的に人間は自由意思で好きなところへ行き

好きに人と関わればいいと思っていて

束縛も干渉も大嫌いなのだけれど

そんな「好きにすればいいじゃん」の私が

尊敬するOと加害をしていた店長と繋がりがあった事に

自分でも意外なくらい動揺した。

 

この気持ちはなんだろう。

 

だからといって、Oにその店に行かないでほしいとか

その店長がどんなひどい奴かなどを話すことはしない。

そんな権利は当事者でもない私にはない。

それはOの自由だ。Oが悪いわけでもない。

なのになぜかショックを受けた自分がいた。

そんな自分の感情が意外だった。

 

友人をそこまで大切に思っていたのだろうか。

それとも自分の中で悪だと認識している場所と

私にとって光の存在である人が繋がっていたことへの驚きだろうか。

明確にこれだという答えが言語化できないけれど

それでもこれは自分の中に確かに芽生えた感情なので

なかった事にはせずに受け止めようと思う。

行き場のない感情なので気持ちが悪い感覚がするけれど

人間関係の集団で生きている生き物なんだ。

こんな気持ちになることもあるだろうな、という気持ちだ。

 

 

本音に一番近いのはなんだろう。

友人や店長に向けた気持ちではない。

自分はOに裸の心ならこう伝えたい。

 

お前知っているだろ!知らないなんてことないだろ!

そこの店の悪い噂を知っているだろ!

知っていて知らぬふりをして関わるのか!

自分が聖人君主ではないからか!?

私も聖人君主ではないが

あんなくそみたいな奴となぜ関わる。

君はまっすぐ見つめられるのか。

澱みなく答えられるのか。

私は無理だ。

ちんけな欲望で他人を消耗させ搾取し傷つける

そんな弱く卑劣な人間と関わり続けるなんて無理だ。

君は好きだが、君のその行為を肯定できない。

君は君で好きに生きるのがよい。それでしかない。

君は好きだが、君のその選択は受け入れたくない。

 

ただ私も、一時期炎上していた人と繋がりがあって

個人的にその人に大変お世話になっていたから

自分がどのような立場でいればいいのか困惑した事があった。

だから、わからなくもない。

簡単に割り切ることばかりが存在しているわけではない。

君は絶望の中で戦士になるvol.10

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0.ポッドキャストアップ

1.歌詞

2.歌詞について

3.絵の背景

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0.ポッドキャストアップ

ポッドキャストにvol10についての深掘りをしました。

朗読や問いや楽曲を少しお届けしていますので

このサービスをご利用でない方もぜひお聞きください。

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1.歌詞

「君といた世界」

 

ひとりで戦っていると思っていた

どれだけこの嵐をかき分ければ

太陽にたどり着けるのかわからない毎日

ひとりで戦っていると思っていた

 

別れの日に君がくれたペンダントは

僕と君と相棒の猫のケリィ

3人が変顔してる写真が貼ってある

かじかんだ手で触れる

 

2人と別れて気づいたのは

どんなに離れても心の中に今もそばにいるという事

変わらずに愛している事

 

今はまだ見えないゴールへ向かって進む

倒れて迷ってうずくまっても

諦められない理由が僕にはある

君がもう一度笑える日がくるように

 

僕が君といた世界を変えてみせる

 

ひとりで生きていくと思っていた

君と出会った郊外の空き家

誰かが作ったルールの外を生きる君とケリィに

初めて他人が必要だと感じた

 

2人と別れて気づいたのは

どんなに離れても心の中に今もそばにいるんだよ

雨上がりに歌おう

 

今はまだ見えないゴールへ向かって進む

諦めたところで戻る場所はない

諦められない理由が僕にはある

失った分の愛を僕が君に渡す

 

僕が君といた世界を変えてみせる

2人と別れて気づいたのは

どんなに離れても心の中に今もそばにいるという事

 

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02.歌詞について

歌詞をより楽しんでもらえるための質問をさせてください。

Q1.あなたの人生で離れてもそばにいると思えるほど影響を受けた人はいますか。

Q2.その人からどのような影響を受けましたか。

Q3.それはあなたにどんな変化をもたらしましたか。

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3.絵の背景

今回お届けした絵に物語を作るとしたら

どのような物語をつけますか。

私はこのような背景をつけました。

…………

 

少年少女は気がつくとひとりではないことを知った。

同じような痛みを持ち、

その傷を力に変え、

自分の命が終わるまで絶望を滅ぼすために使い果たすと決めた仲間がいる。

失った人々の想いは、胸の中に生き続ける。

私たちはひとりではない。

生きているかぎり、希望のために生きていく。

…………

この背景や質問を見た後に絵や音楽を聴き直すと

また新鮮な楽しみ方が出来るかもしれません。

色んな角度から作品を味わってもらえたら嬉しいです。

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このサービスでは毎月1回、カードと音楽を定期便としてお届けします。

今回の「君は絶望の中で戦士になる」は全12回お届けします。

(途中退会もいつからでもできます。)

CDか音源データかお選びいただけます。

ご注文はこちらから↓

CDバージョン:https://shigi.thebase.in/items/29365082

データバージョン:https://shigi.thebase.in/items/29365126

はみ出し者の居場所

jojiがカムバックとなるシングルを出した。

イントロの歪みからかっこいいなぁ。

 

年に1度か2度くらいでやってくるjojiを推すブログ。

今回もお付き合いくださってえ。

 

私がjojiで一番ドストライクにきたのは

「SLOW DANCING IN THE DARK」なんだけど

 

MVで一番グッと来るのは(前も言った気がするけど)

なんといっても「Glimpse of Us」

数あるMVの中で1番好きかもしれない。

2番目はSLOW DANCING IN THE DARK(どっちもjojiやないかい)

人によって再生できないと映るものもあるがURLをクリックすれば見れるはず↑

 

頻繁に映し出される中指を立てる人。

乱れきった荒々しい生活。

警察に囲まれパトカーに追われ。

近隣住民からは怒鳴られ。

どこへ行っても迷惑者扱いされる。

危険な運転をしたり花火を打ち上げたり。

殴り合いをしたり。

 

何も考えてない若者に見えるようで

時折映し出される「寂しい」「助けて」という言葉。

自分の頭を拳で殴る自傷や

頭を抱えてナーバスになっている映像。

 

私は全然こういう生き方はしていないけど

それでもこのMVを見るたびに胸が締め付けられる。

自分の中にある”誰とも共鳴しない部分”が

彼らの姿に投影されるからかもしれない。

 

何もうまくいかない生活

仲間といても消えない孤独感

常識を外れれば外れるほど敵は増えていき

けれど常識にコミットすることもできない

押し寄せる苛立ちや苦しみの行き場がないから

色んな破壊行動にでて紛らす。

______________

 

私が思うjojiのイメージは

パーティー、馬鹿騒ぎ、憂鬱と孤独。

日本ではあまり浸透してないけど

世界中で熱狂的な人気がある。

 

それは不良やギャングなど

生まれた時から家族関係や治安や景気など

何かしらが破綻していた末にいきついたはみ出し者の生き方や

移民2世などどこにも自分が明確に帰属できる場所がないような気持ちや

 

かたや一般的な環境に生まれ落ちた身でも

何も不自由なく表面的には満たされた環境ながら

良くも悪くも他人の状況や干渉や情報を

四六時中浴びる時代だからこそ

 

多くの人の中にある他人には見せない心の欠落に

jojiの音を重ねている人が世界中にいるんだと思う。

 

欠損を欠損のまま癒してくれる存在がjojiなのだ。

 

それは女神的幻想で女性が背負わされてきた(期待された)役割でもある。

癒しや受容の存在として消費されてきたあまりに長い過去がある。

けれどそれを令和の今は男性であるjojiが担っていることに時代性を感じる。

俺、この街、好き。

家の近くを歩いているときのこと

 

反対側の歩道を

車椅子に座った方とその車椅子を押しているご高齢の方が2人。

段差があるところに車輪が乗りきれずに

車椅子に座っていた方が落ちそうになってしまう。

 

あーーーー!!!

助けにいきたいけどこの負傷した足で

四車線の車道を越えて向こう側に行けなさそうううう

 

と思っていると

通りがかった青年が2人に声をかけて

手伝ってあげようとしていた。

しかしどうやっていいのかわからず

結局車椅子の2人でやっていたのだけど

その近くに佇んで見守る青年。

 

めっちゃいい人おおおおお!!!!!

 

思い返せば私が転んだときも

3人ほどその場を通りがかった人全員が声かけてくれたしな。

 

この街すきー!!!やさしーーー!!!

 

よく行く郵便局やスーパーの人たちも優しく話しかけてくれるし

リュック開けっぱで歩いてると

リュックあいてるよー!と声かけてくれる知らない人いるし

 

普段は素知らぬ顔してそれぞれ過ごしていて

だけど誰かが困った時にささっと駆けつけてくれる

 

めちゃくちゃ良いまちー!!!すきー!!!