結婚なんてねえ、とマダムは言った。

病院にて愉快であった。

おばあさんと看護師さんのやりとりはツイッターに書いたけど

診察の終わったおばあさんに、看護師さんが待合室までの案内をしてた言葉。

「そこを右曲がって、そのままいっちゃいましょう!」が

私の脳内で「そのまま逝っちゃいましょう!」に変換されてしまって吹いた。

ずいぶんなことを軽いテンションで提案するもんだな〜と思うと。

 

それ以外にも

待合室で呼ばれるのを待っていたら

隣に座っていたおばさまにいきなり髪を触られた。

「あなた髪の色綺麗ね」と言われたので

「結構落ちちゃったんですよね、ピンクだったんですけど」と返す。

おばさまは綺麗なオレンジ色の髪に白い帽子をかぶっていておしゃれだった。

 

おばさまが

「私ねえ、孫に髪の色黒くしないと運動会きちゃだめって言われたの。

だから私行かなかったのよ」

と言われて笑った。

周り的にはウザいかもしれないけどその我を通す感じ私好きだぜ。。

 

そしたらおばさまが急に

「あなた独身でしょ」と。そうですと言うと

「結婚なんてねえしなくていいのよ」と。

「私も自分の娘達にはずっと言ってるの、結婚なんてしなくていいって」と。

おばさま何を思ってそう言ってるんやろかと思ったが

この人生のパイセンが選択肢を強制しない感じ、私好きだぜ。。

 

私の母も「一回くらいしてみればー」って感じだし、

私の周りの特に女性パイセンはこういう人が多くて私は居心地が良い。

 

結婚はしてもしなくても後悔するものだ

とカフカは言った。