命の終わり

知人が亡くなった。

パンクスは死ぬ人が本当多いという話しを友人とした。

ジャンルという意味ではなく、

純粋に生きているという意味合いのパンク。

 

友川さんの無残の美の歌詞で

「あぁ、さとる。

そうか、死をかかってまでもやる人生だったのだ。

よくぞ走った、走ったぞ、無残の美」

という所があり、いつもここに胸をうたれる。

 

悲しみでも嘆きでも怒りでもなく。

よく走った、という言葉を選ぶことに。

 

やりきったのだ。

そしてもう限界がきたのだ。

他では紛らわせなかったのだ。

嘘はつけなかったのだ。

戦いであったが、敗れた訳ではない。

負けたのではない。

終わりがきたというだけだ。

安らげる時間の訪れだ。

 

どうかゆっくりと休んでください。

私はまだここで戦います。