先日、歯磨きをしながら「あ、歯を磨かなきゃ」と思っていた。
その後、マスクをしながら「一体マスクはどこにいったんだ・・」とマスクを探していた。
素面での出来事である。
ぞっとしたね。
そんなぼけた私が言うのもなんですが、世の中は受験シーズンです。
私の音楽を応援したり好んでくれる方のなかにも、受験シーズンの方がいます。
輝いたという曲で、
「苦しみから逃げるな、痛みの数だけ強くなる」という言葉がありますが、
私はよく自分が苦しい時にこの歌をスタジオ等で歌うと涙が出てきます。
その壁につぶされるか、越えるかは君が決めることだ。
苦しい時に、なにくそと、こんなものかと自分を奮い立たせることが、
未来の理想とした自分を現実にさせる第一歩なのではないかな、と思います。
でも、努力は美しいことだろうけれど、
自分の心の元気がマイナスを振り切って戻ってこれないほどの無理はしなくてもいい。
これ以上追いつめてしまったら、自分が幽霊のように心がなくなってしまうかもしれないと思った時は、逃げてもいいと私は思っている。
これは苦しみから逃げるなという言葉と正反対の言葉だけれど。
その苦しいことが後の自分のためになっているかどうか
そこを見失ってしまうと苦しいだけになってしまうから、
いつでも意味を見失わずにいたい。
苦しい時というのは往々にしてその「苦しみ」という感情にだけ縛られてしまっている時が多い。 意味を置き去りにして。
「なぜこの行動を自分はしているのか」その意味を離さずにいたいものだな、自分にたいしてそう思っている。
その意味が心にある限り、痛みの数だけ強くなれるだろう。
今日はそんな苦しかった時間に思いを馳せて乾杯しようか。
そしてこれから先の時間に。
生きて感じることが、その心をより美しくする。
私はそう信じている。
君は美しい。
誰もそう言わずとも、君は美しいのさ。
最初から決まっていることなんだ。