4月28日に行われる
シ組限定弾き語りライブの時に
弾き語りアルバムを2作品発売する。
(過去作品の再販も何作品か)
つい先日、シギのファンの方に
「どんなシギの曲を聴きたいですか?」
と質問した時に
「出してくれるならなんでも聴きます」
との答えをもらった。
音楽を初めてかなりの時間がたち
作曲した数も150曲以上はあるような気がする。
最早自分でも覚えていないけれど
CDとして残したものは
その中でもかなり少ない。
「よし、今まで作っていたものを
すぐに作品に残そう!」と思い立った。
ついでに新曲も一曲いれたい。。
今回新しく作品を作るにあたって
シギの象徴とはなんだろうと考えた時に
「激しさ」と「愛」ではないかと感じた。
そのため今回は
その二つをテーマにして
激情的な作品と
静寂や愛についての弾き語りの作品の二つを
作ることに決めた。
以下、録音方法が通常と異なる内容に
挑戦したのでその理由を書きたいと思う。
通常のレコーディングでは
レコーディングスタジオという空間で
マイクはコンデンサーマイクという
高価で繊細なマイクを使う。
ギターと歌は別録りが多い。
間違えないようにきちんととって、
音程もズレずにきちんと歌う。
聴きやすく綺麗に録ることを目的としている。
今までのシギの作品もそうだった。(今夜〜は一発録りではあったが)
しかし今回思った。
弾き語りの、それもシギの良さはなんだろう。
ダイレクトさ、生々しさや荒々しさと
対照的な繊細な静けさ。緊張感。
通常のレコーディングによる「きちんとさ」と
シギの良さは少し相反する部分がある。
きちんとさにより失われているものは
揺らぎのような部分。
その揺らぎこそが音楽本来のもつ生々しさ
例えばライブを見たときに感じる
音源とは違う迫力の中にも
その揺らぎや生々しさが入っている。
このアルバムではシギの歌声、
演奏をよりダイレクトに表現するために
通常とは違う録音方法で
生々しさを最も重視した
シギの特殊録音シリーズ第一弾である。
通常のCDの綺麗さとは
少し距離があるため
違和感を覚えることもあるかもしれない。
そのため今回の内容についてここに記載した。
荒々しくも生々しい心の叫びを一聴頂きたい。
各アルバムの詳細は明日改めて発表します!
お楽しみに。