地獄の鼻、平凡な喉。

六月七日。雨

4日前に喉に何かできものができた。

食べ物や飲み物もさることながら

つばを飲むのも痛い。

喉の薬を飲むも一向に治らない。

ネットで調べると「扁桃炎」が近かった。

そして扁桃炎は悪化すると大変なことになる

下手すると手術することになる、と書かれてあった。

完璧に脅された私は

翌日すぐに病院へ行った。

しかも耳鼻科ではわりと名医との名高い病院へ行った(たまたま

車で20分ほどの場所にあった)

 

受付の女性に「喉が痛いんです」と不安な気持ちを打ち明け

ドキドキしながら待合室で待つ。

扁桃炎に良い食べ物とか色々調べながら不安になる。

そして呼び出され、先生と会話する。

先生「喉が痛いんですね」

私「そうなんです、すごい痛くて…」

先生「はい、じゃぁちょっとお口あけてくださいね」

私「あーん(ドキドキ))」

先生「あ。」

私「え!?(どうなの!?やっぱりすごい重症なのかな!?どうしてもっと早く来なかったんだって怒られるのかな!?入院とかやだな!)」

先生「口内炎ができちゃったんですね〜(笑)」

私「口内炎ですか…(口…内…炎…おい嘘だろ先生!ただの口内炎て嘘だろ!)」

先生「はい。トローチだしておきますね」

私「トローチ…(入院は…)」

 

という、またしても大した事ない症状で来やがって現象になりました。

でも喉の奥にできた口内炎ですが

白くて周りが炎症して真っ赤で喉も熱があって

口内炎のレベルとしてはマッハ口内炎ぐらい痛いです。

 

そしてその後…

私「あと花粉症の薬もだしてほしいんですけど…」

先生「花粉症なの?ちょっと鼻みせてね」

私「(今鼻詰まってないし鼻水でてないけど怪しまれないかな)」

先生「結構ひどいね…」

私「え!(え!)」

先生「鼻がだいぶあつみもっちゃってるから、これ手術したらすぐよくなるよ」

私「え!(え!)」

 

という、まさかの口内炎よりも鼻の方が深刻そうな顔をされる。

今までの耳鼻科だったら薬出されておわりだったのに

しかも鼻水も鼻詰まりもしてないのに私が鼻の症状がひどいことを見抜いた先生。

そうなんです私小学校の頃から冬以外ずっと地獄の鼻なんです。

私はなんの因果を背負って生きているのでしょうか。

と吐き出したい気持ちをおさえ、トローチと鼻の薬をもらって無事帰宅。

でも手術怖いな…悩む