「自分を信じることが成功するために一番早い。」
格闘家の堀口選手がそう言っていた。
信じるという言葉をとると気持ち重視な感じがするけれど
実際に堀口選手やヘッドコーチの話を聞くと全くそんな
ふわふわした話ではない。
ヘッドコーチの言葉がすごく刺さった。
「相手のやることを意識するのではなく
自分のすべきことを意識する。
自分たちの作戦を遂行し磨き上げる。
そうすれば誰も我々には勝てない。
我々はそういう意識でいる。」というもの。
自分を信じるためには、それを裏打ちさせる根拠がなければ脆い。
根拠も行動もしていないのに不安をかき消すように
「自分はできる、すごいんだ、やれる」
そう言い聞かせるだけでは
壁が現れた時に簡単に挫けてしまう。
現実を冷静に見て分析をして
そこから自分がどういくか作戦をたてて
その上で自分を信じて努力を積み重ねる。
それは「頑張ればできる」とか「信じてるからできる」
というふわふわしたものではない。
考え抜いて、やり抜いた自分だからこそ、信じることができる。
何度も修正を重ねて、失敗しても諦めなかったからこそ、信じることができる。
自分を信じるということは、気持ちだけではない。
もっと裏打ちされた確かなものなのだ。