最近よく思うのが
私って子供の頃から生き物への愛着がすごいなと。
幼稚園や小学校くらいの頃は
虫とかを笑って殺すような子供にすごく疑問を持ってた。
その虫があんたに何かしたんか?と思ってむかついた。
今もお店にいったときにハエとかがいて止まってても
観察する方が多くて
この間もハエが近くで止まってたのだけど
よく観察してると足を毛繕い?みたいなことしたり
顔を丹念に洗ったりしててかわいかった。
でもそういう場所だと店員さんとか他の人に殺されないか
結構ハラハラして気が気じゃなかったりする。
そんな私だが蜘蛛は昔から好きになれずに
蜘蛛というより蜘蛛の巣が気持ち悪く感じてたのだが
それもついに・・・
植物を置いてる木の棚に蜘蛛の巣がはってて
よく見たら小さい蜘蛛がいて(5mmくらいだったかな)
そこに巣を張られてたら棚が移動できんやんけー!と思いつつ
まぁしょうがないか・・とそのままにして
巣を避けながら掃除とかをしていた。
私はこういう時によっぽどじゃないかぎり一緒に共生している。
自分の家というよりも
蜘蛛が外から我が家にきてそこに家を作ったなら
私はそれを尊重したいと思っている。
この場所は私だけのものじゃないという感じがある。
そんなもんで一緒に住んでいたのだけど
蜘蛛の巣の周りがちゃんと掃除できないもんで
巣にほこりとかがたまっていったりしていた。
ここにいるより外に出した方がいいかなー?と思ったりして
台風がちょうどきてた日に
「外にでるかー?台風が去ったあとでだけど」と声かけたら
なんとその翌日に巣から蜘蛛がいなくなった・・・。
えええええ!!!!!どこいったの死んじゃったのかなー!?と思い
検索するとたまに蜘蛛は別の巣を作るために移動したり
数日経ったら戻ることもあったりするらしい。
なので数日待ってみたんだけど戻ってこず。
「外にでるかー?って言ったからかなあ」と思いながら
巣だけは帰ってくるかもしれないから数日そのままにしとくか・・と
そのままにしようと思っていたのだけど
窓あけたら風が強めに吹いてあっさり巣が壊されるという。。
ああー壊れちゃった帰ってくるつもりだったらごめんよ。。。と
シクシクしながら数日経ち
部屋を掃除していると。。
ドアの下に蜘蛛の巣が・・・・・!!!!!
よく見てみると棚にいた蜘蛛と思われる大きさの蜘蛛が・・・!!!
引越ししてたあああああああ!!!!!!
と喜びの舞。
それからはドアの下は蜘蛛の邪魔にならないよう気をつけて掃除している。
もう私は蜘蛛が嫌いというより家族の一員になっていた。
いたいだけうちにいなさい。。
ここまで見てくれた人は
「シギは優しいんだな」と思ったかもしれないけど
植物をよく見ている時にダニ(?)みたいなやつが歩いてたのを発見した時は
「てめええブッ殺してやらぁぁぁぁぁあああああ!!!」と
無慈悲にめった打ちにする人間なので、私自身はエゴの塊なのであります。
あと無言の生き物には愛着がわくけれど
人間に対しての愛着はあまりわかないのが私かもしれない。
媚びもうらず人の顔色をうかがってこず
勝手に生きてるっていうところが好きなのかもしれない。
うちにいるうさぎのめるも亀も貝も
私のことなど気にせず餌を欲しがってるだけで
寝たい時は寝るみたいな気ままさが好きなのである。
なので私も気にしないで好きにいるのである。
似たものに惹かれるということは私がそういう人間なのか・・?
異議はない。好きな生き方である。
好きなように勝手気ままに生きればいいが
愛しているので介護も死ぬまでちゃんと面倒をみきりたい。
でもそのお礼も愛想もいらないのだ。
ただ気ままにみんなが生きているのが好きだ。