うまいものばかりが美しいわけではない

昨日テレビをつけてると平成ノブシコブシの徳井さんが

ギターの弾き語りで糸を歌ってた。

途中で相方と過ごした売れなかった時代のことなどを手紙で読むなどして

涙ながらの歌唱だったのだけど

音楽ってこれが良さだよなあと実感した。

 

うまさで惹きつけるものもあるけど

人柄が感じられる歌に勝るものはない。

徳井さんの糸もピッチが外れてたり裏声を出せないなどあったけど

それがむしろその人の不器用さや真っ直ぐさを表していた。

 

たけしの浅草キッドもそうだけど

変にうまく歌おうとか誰かに似せてるとかではない

その人そのものが通ってきた味が出る歌は美しい。