それでも続く

もっと早くこの答えに辿り着いていたら

今が違う結果になっていたんじゃないか

あの時なんて言ってればこうならずにすんだんだろう

どこから間違えていたんだ

一緒に生きていこうと言えていたら

そばにいてなんでもやることが出来ていたら

そうやって

戻らないから安心して後悔できてるのだろうか

どうにもならないことを

どうにかできたのではないかと考えるのは

傲慢なのだろうか

自分を慰めたいからなのだろうか

この気持ちは

悲しみだけでも怒りだけでも

切なさだけでも孤独だけでも

どれかひとつではない

保護中: 第八話「沈黙は死を待つに等し」

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