中学生の頃に開けたピアスの穴が何年放置しても塞がってなかったので
最近またピアスをしている。
7つか8つ開けて
若かったので安全ピンでねちねち貫通させるのが楽しかった。
最近、それくらいの年齢の頃のことを思い出すことが多い。
中学生の時、同級生の友達が先輩に呼び出された。
夜の公園だ。
私の小学生時代はのどかな所だったので平和に過ごしていたが
中学になり他の小学校の人と混ざると都会の人々と出会うことになり
私は入学式の時に告白されたりなどした。
男女なんて意識することのないドラゴンボールとちびまるこちゃんと
土手で虫取りするのが大好き人間だったので
異次元に感じた。
話は戻り友達が先輩に呼び出されたことがあった。夜の公園にだ。
私はヤンキーではないので
「ボコられるんじゃないか?友達が危ない!!しかし私じゃどうにもならん!」
と思った私は
ヤンキーだった姉とヤンキーだった当時の姉の彼氏にこの話をした。
当時の姉の彼氏は黒塗りシャコタンのクラウンのトランクに
木刀を載せて公園まで行ってくれた。
ヤンキーというのは身内の危険に動いてくれるのだ。
結局、先輩は現れなかった(現れて逃げたのかもしれないが)。
大人になると、今から一緒にこれから一緒に殴りに行ってくれる人は少ない。
みんな大人なので、深入りせず、適度に距離感をもって 生きていく。
私もあんまり人とくっつきたくないのでそれはそれでわかるけど、
それでいいのだろうか?と思う場面もある。
諦めすぎではないだろうかとか、もう少し踏み込んだ方がいいのではないかとか
見ていてお節介にも感じることがある。
正しさとか、傷つかないとか、面倒にならないとか、責任をとれないとか
そういう色んな言葉を使って線引きをするけど
そこはお前もう少しいったれやと思うことがあって
綺麗に生きすぎることというのは傷は負わないけど、
何か大切なものが心から溢れていくように思う。
殴りにいかないまでも自分の中にある情熱は
大人だからこそ枯らせず放出させたい。
悩んで、楽しんで、苦しんで、面倒くさいけどやってみて、
そうやっていろんな感情で心を動かしていきたい。