覚悟をもって生きる

那須川天心選手がボクシングデビュー戦ということで

プライムで見ていたんだけどすごすぎたー。。。

入場が変わらずの矢沢永吉であがった。

 

RIZINの時におそらく一度生で天心選手の試合を見たことがあって

その時はまだRIZINでも出だしの時だったと思うんだけど

(選手の名前をほとんど知らない頃だったからうろ覚え)

浜崎選手に恋してからというもののRIZINは毎年見ていて

ボクシングをちゃんと見るのは初めてだったけど

いやーすごかった。

 

誰かのツイートで

「プライムで世界配信の中、違う畑でデビュー戦を迎えることを

背負って舞台に立てること自体がすごい」みたいなこと書いてて

でも天心選手は

「これは僕のストーリーなんで緊張やプレッシャーはない」と言っていて

どひやーと。(語彙力)

言葉もそうだし、試合中の魅せ具合もそうだし、

天心選手が子供達に格闘技の良さを知ってほしいみたいな事を言ってたのを

思い出して、子供達の憧れになる姿としてやってるんだろうなあと思うと

わたしグサグサに刺激を得るあるよ。

 

勝利した後に、日本も世界ももっと盛り上げていきましょう!という言葉にも。

堀口選手も、野球だと大谷選手も、プロレスだとASUKA選手も、

本当にすごい人っていうのはマインドと視点がずっと遠くに置かれていて

自分単体ではなく日本のスポーツ界とか、世界のとか、

自分を越えたマインドを持って生きることが素晴らしいなあって。

刺激にもなるし、自分の小ささを思い知らせてもらえる。

 

そのまま試合を流していたんだけど

最後の拳四朗選手の試合がまじでやばすぎて永遠に白目だったわ。。。

お互い一歩もひかない殴り合いのすさまじさ。。

試合が終わって拳四朗選手が心が折れそうな時があった・・と言っていたんだけど

それについて解説していた元プロボクサーの方が

「プロボクサーは試合中に心折れて諦めそうになる瞬間がある。

もうやめちゃおうか、もう無理だ、、と。

だけどその葛藤を勝ち切るのは練習からしか得られない」

と言っていて、まじでエンパワメントされたわ。。ため息がでた。。

 

前に堀口選手のルーティン動画やインタビューを見たんだけど

勝つために必要なことを毎日続けるだけって言っていて

ひとつひとつの地道だけど必要なことの積み上げの先にあることで。

それを積み上げている事実が自信に変わるんだろうな。

 

自分の生活の仕方を今一度振り返させられた。反省する所ばっかやで。

私が格闘技を見るのはこういう刺激をもらえるから。

ただの殴り合いじゃない、その選手の背景と

お互いどれだけまじで毎日を積み重ねていても

必ずどちらかが負けるということの無情さにドラマを感じる。

でも負けるというのは人生の敗北とかではなく

むしろそこからが生まれ変わりへの新しいスタートなんだと思うと

負けた方が可能性を秘めてるんじゃないかとすら思ってしまったり。

 

いやはやすごい試合であった。。