台湾・観光

四月二十一日 晴れ

天気予報では

私が台湾へ行っている間は

ずっと雨予報で「ええー!」と思っていたが

着いてみると初日の到着以来

たまにポツリくるくらいだった。よかった。

この日は30度くらいまであって夏だった。

一日貸切タクシーで観光!

何かタクシー?乗り物系のストライキが行われていた。

人気の小籠包屋さん混雑中。

メニューを選ぶ我々を撮る美蘭さん。

別の店で小籠包を食べる。

見張りの交代が行われるというので行く。

そこで美蘭さんと。

高山さん「はい、写真とるよー」

私「えーめんどくさーい」

高山さん「はい、笑ってー」

私「いえーい」

的な2コマをとる。

そして私を撮ってる高山さんを撮るしょへい。

しょへいはなぜか始終高山さんを撮っていた。

こきゅう博物館へ行く。

博物館の手前にあったお店でタピオカミルクティーと

肉麺を食べる。めっちゃおいしかった!!!!

足湯をする。すっごい熱かった!

あつ!!!!あっつ!!!!!といってると

台湾の方に「だいじょーぶだいじょーぶ」

「ゆっくりゆっくり」と言われる。

本当台湾の方は日本人に優しく日本語も結構話してくれる。

順番とかを間違えそうになると

「それ違うよー!」とみんなで教えてくれるし。優しい。

足湯近くにこんな素敵な場所があったよ。

夜ご飯は火鍋食べ放題!

最高に最高に最高に美味しかったー!

この度ずっと美味しい言ってばっかりなくらい美味しかった!

夜ご飯の後にみんなはマッサージへいく。

私はマッサージ好きじゃないのでホテルでお休みした。

台湾・ライブ本番

四月二十日 曇り

ライブの入りまで時間があったのでご飯を食べに街へ。

台湾は本当に日本語が多いし日本の商品も多い。

高級そうな店に入ったので高くないかドキドキしていた。

最初になぜか杏仁豆腐が来る。

麺!

エビのやつ!

あと小籠包も頼んだ。

全部本当に美味しかった!

そしてライブ会場へ。

ライブ会場は大学の中に入っているカフェということで

どんな所だろうと思ったら想像以上にちゃんとしていた。

楽屋。台湾のお菓子と飲み物。お弁当もらう。

Sagoの楽器たちが到着していた!

客席。本番は立ち見の人も沢山いた。

1.肯定してくれ僕を(弾き語り)

2.普通のひとが普通にできることが普通にできない(弾き語り)

3.秘密(シギ歌アコギ、しょうへいエレキ、美蘭ベース)

4.ひとつの愛(シギ歌、しょうへいエレキ、美蘭ダンス)

というような内容でお送りした。

桜村さんと私の曲「歩」を1コーラスコラボ。

それに美蘭さんが踊る。

涙と叫のCDを持っていったのだけど

ライブ後に速攻で売り切れてしまった。

買えない方が沢山いたので

WEBSHOPのアドレスを皆さん写メとってくれたけど

海外販売してないやん!申し訳ないことをした。

海外への通販を改めて考えよう。

このブログで台湾の言葉がいきなり出て来たのは

現地のCD買えなかった方達が

「どうしたらいいの?」となったために

「CD買えなかった方はFacebookでメッセージちょうだい!」と

ブログに書いてあるのです。

いきなり表れて「?」と思ったかもしれませんが

そういうことでした。

 

台湾の方曰く、

私ほどのエモーショナルな音楽は

台湾で聴いたことがないと言っていて

多分新鮮な時間をお届けできたのかもしれない。

日本のように忖度しないので

よくないものには全く見向きもしないらしいから

速攻で売り切れたということは良いものを伝えられたのかなと

とっても嬉しくなった。

感情は言葉を超えて届くし

悲しい、怒って訴えてる、そういうものを

ストレートに表現しようとする人は

そんなにいないかもしれない。

MCでも言ったけれど

普段は言えない気持ちに寄り添う音楽であり

その先に愛や幸せを感じられるものだと思っている。

今回はわりと昔のシギをお届けしたけれど

それもお届けしつつ

これから先はセンシティブだけど

かっこいい音楽を届けますよ!お楽しみに!

終わってから打ち上げ。

若者とっても優しくて面白かった。

お店にあったアコギでモンパチを弾いてくれる。

この日もホテル帰って寝たのは26時くらい。

無事ライブが終わって安心だった!

 

謝謝!

剛才在「後台backstage 」的台灣朋友大家好!!!

謝謝大家的支持,CD 完售

SOLD OUT!

想購買CD,週邊商品的朋友,麻煩請臉書私訊,(中文可以通哦)謝謝!

https://m.facebook.com/shigi.music/?locale2=ja_JP#_=_

此外,シギ將於8月4日來台參與2019十鼓囪擊音樂祭,詳情coming soon!

台湾入国

四月十九日 曇り

飛行機が着陸した時、大雨。ひええ

空港から電車にのりホテルへ。

電車で切符を買うのに難儀して

到着して30分で日本に帰りたくなる。

電車の窓から台湾のお墓が見えて

お墓が見たかった私は興奮した。

日本とは違くて何か家のようになっていた。

前の席に座っていた女性に

「台湾へようこそ」と言われる。とっても優しい。

ホテルについてから夜ご飯。

なぜか日本風の居酒屋へ行く。

お店の中でやたらJ-POPがかかるなと思っていたけど

日本風の居酒屋だったからだ。

台湾の形をしている風なチャーハンを頼む。

美味しかった!

うどんや豚肉の味噌焼など食べた後に

今回私を誘ってくれたSagoの高山さんが到着し

今回の主催者の方達などと軽く挨拶会を行うというので

夜店にある料理屋さんへ。

すごい豪華で美味しかった!

テーブルが油っこくてグラスの中が少し汚れていたけど

みんなあまり構わずに飲んでいた。

そしてワインの差し入れをお店で開けて飲んだけど

そういうのも店員さんは何も言わなかった。

日本だったら怒られそう。

全体的に和やかで楽しそうでおおらかな人たちなんだなって思った。

今回は和楽器バンドなどでギターを弾かれている

桜村さんのギタークリニックのオープニングとして

出演させて頂く。

ライブの前日なのに終わった後かと思うような

打ち上げ的な挨拶会になった。

台湾だからなのか、ここのチームだからなのか、

色々な事が起きるたびに「乾杯」を言いあって

お酒飲んでいたのが楽しかった。

ホテルについたのは25時くらいだったかな。

成田にて夜。

四月十八日。晴れ。

前乗りして成田で泊まるため準備していると

台湾で大きな地震があり驚く。

私の行く台北は震度4くらいだったようで

予定通りライブは行われるそうだ。

洗濯と軽く洗い物などして

歌の練習を少しばかり行って出発。

成田駅までの道中がとても綺麗だった。

菜の花や、畑作業をする人の姿や、

その隣にいる白い鳥の姿や。

少しの間だけど、日本を離れるとなると

急にいつもの日本の風景がセンチメンタルに見えてくる。

旅行の準備をしてひとりで家の玄関を出て

駅まで向かっていた時に、

ずいぶんと私の生活も変わったなぁと感慨深い気持ちになった。

最近は背中を押されるように

あっという間にやる事で一日が過ぎ去っていって

どんどん新しく変化していくような感覚になる。

でもそれが不思議と、不安や期待というよりも

それらを当然のように力まずに受け入れたうえで

前進していくんだな、という清々しさに似た気持ちをもっている。

今年は間違いなく私の人生の新しい章だな。

そんな事を頭に浮かべたりしながら成田駅に到着。

母を待つ間喫茶店でのんびり。

そう。実はこの旅に母も同行するのです。

私と私の母と、しょへいとしょへいの奥さんと

ベースの美蘭さん。台湾の空港までは四人で行きます。

変な組み合わせ。

中国では中国の空港まで完全なるひとり旅だったので

今回はめちゃくちゃ安心感がある。

とはいえ私の事前リサーチは今回も万全で

何ターミナルのどこに集合だとか

どういう行程を経てどこへ行くかとか

やたらめったら決め込んでいる。性格だなー。

夜は母と鶏屋さんで夜ご飯。

帰り仕度をしていると店員さんがお茶を持ってきてくれる。

「急いで帰っちゃうかと思って少しぬるめにしました」と

とても気がきく店員さん。

別に急いでるわけではないのでお茶を堪能していると

「サービスでお味噌汁もいりますか?」と。

お言葉に甘えてお味噌汁もいただく。

サービス満点な美味しいお店だった。

ホテルに到着し今これを書いている。

何が待っている初台湾旅!!!!!

楽しみである。

 

保護中: スタジオにて秘密録音*限定ブログ*

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弾き語りアルバム「君を愛してる」

弾き語りアルバム「君を愛してる」

10曲入り ¥2,000

(収録予定曲)

救急箱

音のない部屋

赤い糸

秘密

愛の理由

愛に来る

ひとつの愛

君はもういない

本当のこと

愛しい君

 

君だけが最先端の薬さ そう思えば傷口など治らない方がいい

壊れた時計 濡れた指先 たれた前髪 体くすぐって

優しさだけじゃ なぜか心細く苦しいから

舐めて噛んで囁いて 愛して

秘密の宝箱の中で隠れながら必死で抱き合った

私はあなたの想いを静かなメロディーに変えて歌をうたうことを決めていた

会うたび裸になって 罪なき明日を恨むよう

正しさが全てじゃないこと 君に恋して気づいた

私という歴史に、愛した人は君しかいらない

幸せなど一人きりじゃ なんの意味もない

世界にぼくらひとりだけ 世界にぼくらひとつの愛

本当は言いたい事なら死ぬほどある

暗闇ばかりだったのならば もう終わりだよ僕がいるから

あなたの指で 声で 体ごと酔わせて

つねってなでて踊って愛したいの

まるで僕等しかいないみたい 世界に取り残されたようだね

私を想うあなたは悲しい男だ

手繰り寄せるよう抱き寄せては黙ったまま 塞ぐ唇

こんなまっすぐに追いかけることなど 僕にはないと思ってた

今ごと君を壊せるのなら 愛のままいられるかな

本当は本当のままではいられない

愛しい君へやっと出会えた 僕はずっと捜してたんだよ

 

 

 

君のいない平和より君のいる絶望を生きたい

「君を愛してる」

弾き語りアルバム「僕は寂しかった」

弾き語りアルバム「僕は寂しかった」

10曲入り ¥2,000

(収録予定曲)

歌うか死ぬか

越えゆけ、声ゆけ

共に響け

生きている証

君が欲しい

愛の詩

線路上の芸術

普通のひとが普通にできることが普通にできない

生きる

 

寂しさは人を怒りに駆り立てる。

誰でも良かったと無差別に人を殺める人。

理不尽な事で怒鳴り散らす老人。

心の底には、当人達さえも忘れてしまった孤独が張り付いている。

あの頃僕はずっと寂しかった。

僕は叫んだ。

耐え忍びながら生活している時には出せないような大声で。

僕は寂しかったし、様々なことに怒っていたし、疑問に思っていた。

毎日の中ではそれを口にする人はあまりいなかった。

物分かりの良いものが、収まりの良いものがちゃんとした人とされているように見えた。

けれど僕はそれらがいつも不満だった。

 

どうして皆、目先の安定と幸せばかりに目をやり

本当に不安な事や苦しい事やおかしいと感じることを感じきらないのだろうかと。

子供の僕からは大人は誤魔化しながら生きているように見えた。

 

あの頃と今の僕の強引とも言えるような荒々しさを君に送る。

そしてこの場を借りて、

自分の心に嘘をつけずに不安や苦しみを感じながらも

懸命に今を生きている美しい君へ以下の言葉を送る。

 

生きることは絶望だろうか。希望だろうか。優しさだろうか。

落胆だろうか。嫉妬さろうか。憎しみだろうか。愛だろうか。

 

安定ばかりを、優しさばかりを、光ばかりを欲するな。

君は臆病でも、弱虫でも、可哀想な人間でもない。

 

君が倒れるのは、君が起き上がるからだ。

君が悲しむのは、君が希望を持っているからだ。

君が孤独なのは、君が憧れを持っているからだ。

君が怒るのは、君が理想を持っているからだ。

君が狂おしいのは、君が情熱を捨てないからだ。

君の心にある純粋のために僕は歌い続ける。

君の心にある純粋にいつも僕は語りかける。

 

君の声にならない叫びの全てを僕は愛している。

その先が絶望だろうが希望だろうがそんなのは大した問題じゃない。

 

怒りや悲しみを退けて認めようとしないものは

夜など存在しないといい、朝の存在のみを主張するようなものだ。

雨など存在しないといい、晴れの存在のみを主張するようなものだ。

 

それで本当の幸せは感じられるのだろうか。

それが僕らの限りある人生を豊かにするというのだろうか。

全ての花には、草には、大地には、雨など存在しない方が良いというのだろうか。

いつも光に照らされていることが、望ましいというのだろうか。

僕は何もない大地から芽吹くささやかな命の誕生を愛したい。

小さな灯りを頼りに暗闇の中を不安にも旅する勇気を愛したい。

自分の過ちや小ささや愚かさから目を背けずにいたい。

そんな自分を認めて少しでもよくしていきたい。

自分の中にある健気さや慎重さや情熱を愛してあげたい。

 

僕らにはいつも「今」が用意されている。

それは全ての生きとし生けるものに平等に与えられている。

どんなに奪おうとしても、誰にも奪えないもの。

 

そしてもうひとつ、どんなに奪おうとしても誰にも奪えないものがある。

それは心。僕らの心は本来はいつでも自由だ。

独裁者にも権力者にも支配者にも

誰にも奪うことはできない。

何を思うか、何を感じるかは、この心が自由に決める。

怒りたいや笑いたい時は声をあげ、

泣きたい時は涙を流し、落ち込んだ時はひとりになる。

どんな気持ちの時に何をしたいのか、本当は自分が決められる。

今をどんな心で生きていくか、それも本来は自由に決められる。

 

君が今虚しさを感じているのなら

君の心が君に何かを言いたがっている証拠だ。

君が今苦しさを感じているのなら

君の心が君に何かを言いたがっている証拠だ。

 

心の声に蓋をして、うわべの自分で生きていると

他人の意見ばかりを尊重していると

次第に何がやりたいのか、自分が何を好きでいたのか

何のために生きていきたいのか

人は簡単に見失ってしまう。

 

その心は何を伝えたがっているのだろうか。

その心の声に従い、その心で感じ、選び、生きていこう。

この先に待つ希望も絶望も喜びも苦悩も。

全てを味わい、その度にまた一歩踏み出し歩いていこう。

この先にどんなことが待っていようと。

僕は歌い続ける。美しい君のために。

愛と激情

4月28日に行われる
シ組限定弾き語りライブの時に
弾き語りアルバムを2作品発売する。
(過去作品の再販も何作品か)

つい先日、シギのファンの方に
「どんなシギの曲を聴きたいですか?」
と質問した時に
「出してくれるならなんでも聴きます」
との答えをもらった。

 

音楽を初めてかなりの時間がたち
作曲した数も150曲以上はあるような気がする。
最早自分でも覚えていないけれど
CDとして残したものは
その中でもかなり少ない。

「よし、今まで作っていたものを
すぐに作品に残そう!」と思い立った。
ついでに新曲も一曲いれたい。。

 
今回新しく作品を作るにあたって
シギの象徴とはなんだろうと考えた時に
「激しさ」と「愛」ではないかと感じた。

そのため今回は
その二つをテーマにして
激情的な作品と
静寂や愛についての弾き語りの作品の二つを
作ることに決めた。

 

以下、録音方法が通常と異なる内容に
挑戦したのでその理由を書きたいと思う。

通常のレコーディングでは
レコーディングスタジオという空間で
マイクはコンデンサーマイクという
高価で繊細なマイクを使う。
ギターと歌は別録りが多い。
間違えないようにきちんととって、
音程もズレずにきちんと歌う。
聴きやすく綺麗に録ることを目的としている。
今までのシギの作品もそうだった。(今夜〜は一発録りではあったが)

しかし今回思った。
弾き語りの、それもシギの良さはなんだろう。
ダイレクトさ、生々しさや荒々しさと
対照的な繊細な静けさ。緊張感。

通常のレコーディングによる「きちんとさ」と
シギの良さは少し相反する部分がある。
きちんとさにより失われているものは
揺らぎのような部分。
その揺らぎこそが音楽本来のもつ生々しさ
例えばライブを見たときに感じる
音源とは違う迫力の中にも
その揺らぎや生々しさが入っている。

 

このアルバムではシギの歌声、
演奏をよりダイレクトに表現するために
通常とは違う録音方法で
生々しさを最も重視した
シギの特殊録音シリーズ第一弾である。

通常のCDの綺麗さとは
少し距離があるため
違和感を覚えることもあるかもしれない。
そのため今回の内容についてここに記載した。
荒々しくも生々しい心の叫びを一聴頂きたい。

各アルバムの詳細は明日改めて発表します!
お楽しみに。

鳴らす

四月十六日。晴れ

美蘭さんと初めてスタジオ入った!

サゴ会の新年会で出会って

人生ゲームで美蘭さんの家に行って

お互い音楽やってるのに

初めて今日相手が音楽やってるところを見るという。

美蘭さんはベースだけでなく

踊りもできるスーパーウーマン!

私の歌のベースとダンスをしてもらいます。

一緒に台湾行けるの嬉しいなぁ!!!

この後弾き語りアルバムについてのブログ書きます!