愛慕

いつか僕らの命に終わりがきたときに

すべてが幸せだったと思えるように

彼の夜は明けなかった。

本当にそれは今、必要ですか

と問いかける言葉

必要ではないものを

作って生活している人もいる

音楽だけではない

お酒 お菓子 ボーリング場 ジム

生きることを守る為には

たしかに必要ではない

しかし心を生き永らえさせるために

必要なものでもあった

何よりもそれを生活にしている人がいる

こんな事を言い合ったり

互いに理解を求めあわなければいけないのは

罵倒しあったりするのは

心に安心がないから

安心がないから無理をせざるを得ない人が出る

安心がないから自殺する人が出る

生きていけないという

不安や怒りに蓋をしてはいけない

その声により変わるものは確かに存在する

歴史は証明している

辛いのはみんな同じだからと

我慢しながら死んではならない

 

何も声をあげなければ

何も考えていないのと同じだなんて

それなら声をあげることができない人の意思は

誰が聞くというのだろうか