陰と陽

陰と陽のバランス

私は火のようにエネルギッシュな気持ちで

鉄のように固くそしてパワフルな心が溢れがち

そんな自分を持て余しがちな時期があった

歌といえば大声だしてないとやった気にならない

持て余したエネルギーが怒りや批判になる事も

怒りは創作のパワーにもなる

人間というより動物として自然な感情

陽のエネルギー

これが活発に回りすぎると争いを生みかねない

叩き潰せ 懲らしめてやれ 許せない

有り余るエネルギーが怒りになり

怒りが争いになる

陰は悪く思われがちだ 陰気なやつとか

でも陰てなんだか優しい気持ちになる

休まる 静まる 穏やかに

生きる太陽のようなエネルギーというよりも

理性的な呼吸を感じる

動物としてより 知的な人間として

最近は陰の良さを感じられるようになってきた

少し成長したのか

それでも燃えるような夏の日差しが好きだ

陽と陰 必要なのはどっち

どっちがどれくらい必要かな?

そんなこと自分に尋ねてみる

人により特性は変わる

同じ人でも時期によって変わる

眠くなってきた

心は誰にも見えない。

今笑っている人がずっと笑顔だった訳ではない。

今笑っている人が心でも笑っているとは限らない。

目に見えない部分を想像することは易しいことではない。

自分に課してきた重荷を下ろしていくこと。

今はそれができなくても、なるべくノイズをなくしていくこと。

辛いときに見るポジティブなものたちはまぶし過ぎる。

そういうときは、薄暗い部屋で心のシャッターを閉める。

立派な人が立派だと周りから賞賛されていても

幸せな人の幸せを喜べなくても

他人は他人 自分は自分。

人の言葉や考え方や暮らしが簡単に見えてしまうこの時代だからこそ

自分の心のケアをより一層大切にする。自分の心に気を配る。

自分が悪いとか 心が狭いとか 弱いとか

そんなことを思う必要はなくて

みんなが慰めたりポジティブなことを話してくれても

それが逆に苦しい時もある。

自分の心が今、何を必要としていて

何は刺激が強すぎるのか、今は無理なのか。

自分が弱ってる時、自分が主治医になれると心強い。

自分をずっと見てきて、自分とずっと生きているのは他でもない自分。

他人は自分の全てを把握することはできないから

わかってくれない、思う通りにならない他人を責めるよりも

自分を大切にすることに集中させる。

それはわがままや甘えじゃない。

自分の人生の舵取りをする、大切なこと。