中旬も過ぎてこれくらいの時期になると
手紙の作業が始まる。
制作は上旬・中旬に行なっているのだけど
中旬以降は発送作業にうつる。
宛名も、焼きも、封入も、スタンプ押しも、全てひとつひとつやっている。
お願いしているのは印刷と、
しょへにはデザイン&入稿とミックス作業。
印刷会社と、しょへと、私の、すごく少数で手紙は作られている。
私は作曲と録音と詩の制作と発送作業をやっているので
割合的には多いのだけど
でもこれが毎月の役割として
しかも「今月はこれが良くなかったから来月はこうしよう」という
課題とそれの対処したものを毎月繰り返して
少しずつ「あぁこれなら良さそうだな」っていうものが見えてきたり
まだまだ課題だなと思うところもあったり
そういう事を1ヶ月という短いタームの間で繰り返すから
とっても学ぶことが多い。
シギの他の楽曲や絵画の事をしていて感じたことが
手紙に影響されたりその逆もしかりで
やはりこうしてダイレクトに毎日まわしていくっていうことが
地道だけどそれが一番確実な道なんだよなって感じる。
こうして自分の頭と実際の作業で感じる事を続けながら
少しずつ自分が納得するものに近づけていく。
「あぁそうそうこれこれこれ」みたいな。
自分が欲しいものが本当はあって
それを見つけにいくかんじといったらいいかもしれない。
私にとって手紙という場所はすごく貴重な経験の場所になっているし
こうした私の毎月の行いというものを受け取ってくれる人たちがいることに
すごく幸せを感じている。
そうそう、数ヶ月前から離脱する人が1人もいない状況になっていて
なんだか異様な心地がしている。笑
みんなが静観してこの場所を作っているような感覚。
販売再開していないけど、手紙参加したい人いたりするかな。
いつかこの曲達を集めたライブをして
同じ手紙という体験をしている人たちがそこに集まって
その曲たちだけを歌ったライブをしたい。