時の流れに身をまかせ

 

8月下旬から怒涛の日々を過ごしていたけれど

最近その疲れがでてきていたのか生活が乱れがちになっていた。

その間に直射日光に当たってたカタツムリを保護して

次の雨の日まで宿泊してもらうつもりが情が移り一緒に住んでいる。

同じ大きさの子を見つけたので二匹になった。

カタツムリを飼ってる人のブログを見ていると

人参が好きとか段ボールが好きとか色々書かれてたけど

うちの子は小松菜と水菜が好きみたい。

カタツムリは偏食でそれぞれ好きなものが違うというのを最近になって知った。

 

子供の頃にカタツムリの大群を飼っていて繁殖もさせていたので

すごく懐かしい気分に浸っており

夜などは餌をあげて霧吹きをあげて

食べてる時間をのんびり眺める時間が癒しとなっている。

 

めるは最近また強制給餌をしており

自分で食べるよりも食べやすそうなので継続している。

調べるともう94歳らへんだったので

介護生活もうなずける年齢である。

しかし相変わらず食欲もすごく元気である。

若い頃から年寄りになるまでずっと一緒に生活していたので

ゆっくり老いるということを近くで見ている。

 

先日ちきりんさんと東京プリンの伊藤さんの配信を聞いていて

伊藤さんが老いて歩けなくなることとか怖いと仰ってて

ちきりんさんが「それは親の介護とかを間近で見て体験してないからよ。

近くで人が老いて死ぬさまを見届けると自分もこんな感じに追いかけるんだなと

思えるからそこまでの怖さはない」と仰ってて

私はその配信を聞きながら

みうらじゅんさんが言ってた老いるショックという言葉が

頭に浮かんでしょうがなかったけど

めるを眺めてて同じような感覚がある。

 

心理学の勉強でも30代からは成人期という期間に突入し

成人期は成長する部分もあるけれど

停滞について向き合うことが増えていくと書かれていた。

先の見えない事に挑戦するというよりも

今まで自分がやってきたことや強みを元に

どう生きていくかを現実的に選択し、修正していく時期。

 

確かに私も最近作曲をしていて

昔のように「とりあえず作るだー」みたいな感覚ではなく

今までを踏まえてどういう作品を作ろうか

という考えで作っているのだけど

一歩新しい姿勢で挑戦してることへの面白さと

過去の自分が踏まえられているということを含めても

成人期みを感じる。

停滞はあんまり感じていない。

成人期といっても30代から60代半ばまでの話なので

私はまだその中ではヤングみなのだろう。

30代はとにかく面白いことをやっていきたいし

40代はとにかく面白いことをやっていきたいし

50代はとにかく面白…

という人生を送っていきたい。

自分が面白いと思える人生を送れることを大切にしたい。

 

しかし多忙さとイベントが多いと感受性が疲れることと

気圧などもあり生きてるだけで負荷がかかっているので

無理にハイにはせずにな。