音楽に力はあるか

今日は新しい曲のアレンジ着工を始めたため

音楽三昧の一日だった。

 

昔、友達と山登りをしたときに

シギ「うほほほーい」と調子に乗って小走りで山を登る私

友達「ちょっとそんなに走ったりしたら途中でばてるよ」

シギ「大丈夫大丈夫〜♪」

10分後

シギ「はあはあ・・・もうだめだ・・・ここで終わりだ」

友達「ほらやっぱり。ちょっと休む?」

シギ「はあはあ・・・うん休むわ・・・」

休憩後

シギ「うほほほーい」と調子に乗って小走りで山を登る私

 

こんな感じで猪突猛進を楽しみとする私なのだけど

音楽もこれで

特に録音やアレンジに関しては

一回手をつけちゃうと止められないやめられない

今日も結局やりすぎて打ち合わせの時間を飛ばしてしまった。

6時間くらいは休まないでぶっ通しで楽しくやれるんだよな。

瞬きするくらいあっという間に過ぎていく。

 

だけど作業部屋が寒いので終わる頃にはすごい冷えてるし

トイレも我慢しちゃうから膀胱爆発寸前だし

夢中になることの代償が後からやってくる。

 

他のことだとあまりそういう風にならないから

それだけ音楽を作るのが好きなんだなあと実感。

 

今日は映像の世紀で「ロックが壊した冷戦の壁」を見た。

ビートルズ、デビッドボウイ、ニーナハーゲン、ベルベッドアンダーグラウンドなど

それぞれのロックなアーティストや時代を動かした人が絡み合い影響しあい

時代が変わっていくさまを見て興奮。

 

チェコスロバキアの大統領が言っていた

音楽だけでは世界は変わりません

しかし 人々の魂を呼び覚ますものとして

音楽は世界を変えることに大きく貢献できるのです

この言葉がその通りになっていた。

 

音楽は包丁や言葉と同じで良くも悪くも使うことができる。

この時代、この国に生きるひとりの人間として

何を音楽にして表現するか、伝えていきたいか

今沢山溢れているけれどそれを早くお届けできるように

膀胱に配慮しながら作業に集中していきたい。