夜は何を隠すために暗くなるのだろう
悲しみの似合わない君にもうすぐ
胸を張り裂ける悲しみが迫っていること
私だけが知っている
その事実を隠してしまいたいなんて
私らしくないと思うかい
誰も悪くないけれど 君は恨むだろう
誰も悪くないから 君は行き場を失くすだろう
きっと沢山の涙を流すはずだ 泣いて泣いて
私がいくら話しをきいても いくら抱きしめても
その傷は癒えることなく 疼き続けるだろう
誠実であるということは 時に深く傷つくことがある
それでも君は その純粋な心を手放しちゃいけない
君が君であるというその事実を手放しちゃいけない
闇に隠される夜なら 溺れてしまうほど泣けばいい
君はきっと叫べない 心に留めて苦しむのだろう
だから私は歌う 君の心の叫びを
君の叫びのように歌う