精神と肉体は切り離せない

今日は歌詞が1文字もかけず、落ち込んで帰った。

こんな日もあるさと自分に言い聞かせた。

おまけに嫌なこともあった、困ったこともあった。

これを見る君にもそんな日があるだろう?

ひとりで今日あった全てのことを思い出しながら歩いていたら

胸がつぶれそうになった。

 

いろんな気持ちに背中を押されて転んでしまいそうだ。

優しさや好意でさえ。

 

不思議な出来事があったと今日友人に話した。

「疲れているんだね」と気遣うように言われた。

少しムッとして「いや、疲れていない」と言った。

「疲れているよ」と言い返され、

「何もしてないのに疲れる訳ないじゃないか」と言い返した。

「自分にとってネガティブな要素を君は頑なに否定するよね」と返され、

はっとした。

 

肩に置かれた友人の手を振り払おうとしているのか。

自分はこんなもんじゃない、まだまだやれるはずだと自分に期待して、

自分を過大評価して、本当の小さな自分をくたびれさせていたのか。

友人から見えている本当の私は、きっと無理をした自分なんだろう。

「じゃぁ私は一体何に疲れているの?」

他人にそう尋ねた自分が情けなかった。

自分のことなのにそんなこともわからない。

 

もうわかったから、

考えるのはやめておやすみ、また朝がきてしまうよ。

もうひとりの自分が言う。

15分もすれば意識を失うようにすぐ眠れる。

そうだね。すぐ眠れるね。助かってるよ。

でもまだ眠りたくないんだ。

朦朧としていたって、

他人と自分の声が途切れることなく鳴り響く。

反響して、また戻ってくる。

頭の中がうるさくってたまらない。

この音が鳴らないところまで行きたい。

こんな音が聴きたいんじゃない。

音楽を鳴らしてくれ。

こんな音が聴きたいんじゃない。

この音が鳴らないところまで行きたい。