ピンチに助けてくれる人。

中高大の頃、私は皆無といっていいほど男友達がいなかった。

中学の頃からライブハウスに行っていたため

自分よりも年が上の男性と接することが多くて

同い年の男性と何を話せばいいかわからなかったのが大きい。

 

そんな私が中学の頃に授業を受けていると

間違えて携帯の音が鳴る仕様になってしまっていて

着信音が鳴ってしまったのだ。

 

学校に持っていくのは禁止されていて

見つかったら没収のため

「やべー終わったあああああ!!!!」と思ったら

私の着信音に気づいた男子生徒のひとりが

「あー!!おっほん!!おっほん!!!」と咳払いのようなものをして

周りの男子生徒も続いて「あーあ!!」と大きなあくびをしたり

なんと周りの男子生徒が先生にバレないように

大きな声を出してごまかしてくれたのだ。

 

さいわい先生は近くにいなかったこともあって

「???なんだおまえら???」みたいな感じでバレずに

ことなきを得たことがある。

 

普段全く話したりしないのに助けてくれて

あの時は神様仏様男子生徒様に見えてすごく嬉しかった。

 

なぜか今日そのことを思い出して心がほっこりした。

そのかばってくれた人たちの名前も顔もほぼ覚えてないくらい

その後も交流がなかったわけなんだけど

何十年も経てもちょっと面白くてそして嬉しく温かくなる思い出を

作ってくれたあの人たちには感謝だなぁと思った。

みんなが幸せに暮らしていますように。

命が燃える季節。

今月は私の誕生日がある。

年がら年中花粉症の身としては春も厳しいうえに

とどめを刺すように気圧の変化で気持ち悪くなる年も多い春。

 

そんな身からしたら「春大好き!」と言いにくいのだけど

今年の春はいつも以上に味わう気持ちで過ごしている。

 

というのも

つい最近、季節ごとの生まれの特徴みたいなものを見かけた。

それはこういう内容だった。

「春生まれの人の特徴を季節と共に表すと

至る所で花が咲き、草木は色をつけ、虫たちは活動的になる。

生きてるものが待ちわびていた春の訪れ。

多くの命が誕生する春に生まれた人は

とても情熱的でアクティブな人。

けれどそれは暑苦しい情熱というよりも

春風のような爽やかさのある情熱をもつ人。」

…というようなことが書かれていた。

 

「アクティブで爽やかな情熱を持つ人か…めっちゃええやん!!!!」と

お気に召しましたわたくし。

そこから春を見つめる眼差しにも

どこか今まで以上の親密さや嬉しさが入っている。

 

春、大好き!