手紙の軌跡とこれから

2022年の手紙が終わる。

毎月新曲と言葉をお届けするサービスとして始めた手紙。

 

2020年にコロナが日本にも広まりだした年に

当時は世間ではライブや演劇もなくなり、

エンタメを楽しめる機会が激減していた。

多くの人が罹患しないようにさせないように家の中で過ごした。

そんな中で、家の中にいても音楽を楽しめる

それも毎月新しい音楽をお届けできる

ポストの中に手紙が入ってる時の嬉しい気持ちのようなものを

お届けできないかと考え、このサービスを思いついた。

 

そこから2年間、その月シギが思ったことを言葉と音にして

お届けするということを行なった。

一緒に生きてる、シギは今月はこういう作品を作る気持ちだった

というようなものを音と言葉で届けたいという気持ちがあった。

 

そして今年、2年間の手紙経験を経て、

コロナとの付き合い方も少しずつわかってきた年。

次は毎月の言葉ではなく新しい挑戦を始めたい!と思い

初めての経験となる小説+音楽をお届けしようとなった。

毎月原稿用紙何枚分くらいなんだろう。

それを12ヶ月分なので短編以上の長さになった。

処女作なだけに詰めの甘い部分もふんだんにあったと思うけれど

私のつたない小説にお付き合いくださった皆様には感謝です。

 

音楽も、今月思ったことをお届けするというコンセプトからシフトして

その小説の場面に合った劇中歌を作る気持ちで作った。

これはシギで作曲してるのと目の付け方が違う場所での作曲となったので

お届けしながら自分でも非常に新鮮な気持ちになったし

アレンジをする曲も増えてきたことで

音楽の勉強にもなった部分もある。

 

利用してくれる方と共に毎月を歩き、成長し、

生きているような感覚で制作しているのがこの手紙だ。

 

面白いと思える初めての挑戦は人生で出来るだけ多くしていきたい。

2023年の手紙はまた別の新しい挑戦をする予定。

今その準備を進めている。

告知できるのは1月になると思うけれど、

次回のお手紙もお楽しみにです。