杭州旅〜帰国編〜初めて海外に行ってみて

あっという間の3泊4日。

空港にはファンファンの社長さんがいて、

最後まで私が何を空港の人に見せればいいか用意してくれた。ぱぱ。。

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さようなら中国。

またひとりになり、ドキドキしながら荷物検査の場所へ。

女性が私に何かを言っている。

『何を言ってるんだこの人!てんでわからん!!』

とりあえずパスポート見せたら通される。

その後ドキドキしていると、

荷物検査の男性が私が日本で借りていたポケットWi-Fiの入れ物を指差して

何かを言ってる。

『なんだ!なにをいってるんだ!!多分これはなにかってことだな』

そう思った私はめちゃくちゃ片言でこういった

「ワーイファーイ(外国語っぽく)」

そうすると男性が「あはーん。さんきゅー」といっていた。

 

私は同じアジアの人にめちゃ英語っぽくわーいふぁーいといった事を

激しく後悔しながら搭乗を待った。

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さようなら中国。

小林さんがいなければ、今回の話しはなかった。

そして小林さんが仕事で来れなかったからこそ、

私はひとりで頑張っていけたのだ。

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一緒には行けなかったが中国の楽器屋さんで小林さんの

映像を見せてもらい、微妙に会う。

いろんな事に思いを馳せながら、次作の作曲をしながら

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夕暮れを飛んでいた。日本へ着いたときはもう夜。

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ただいま!馴染みの顔、空港で。

安心感と共に東京へ。

 

今回中国へ行って、力強さを感じた。

ざっくばらんな感じ。人が何をしようと気にしない、

自分が何をしようと気にされない、

それなのに他人同士でも気軽に話し合う姿が良かった。

タンを道に吐きまくるのも、私は面白かった。

その無秩序な感じが、ある意味でちゃんとできない自分でもいいのかなって

思えるようで居心地がよかった。

そして隙間があるからこそ成長の余地が沢山あるのだろうと思った。

発展して、成熟した日本はとってもちゃんとしたぶん

誰かや何かを常に気にして心がうーんと大きくなれないものを感じた。

でもそれって、自分で勝手にやっていただけなのかもしれないなとも思った。

日本に着いて、同じ言葉が周りにあるだけで、みんな兄弟みたいな親近感だった。

中国と日本のそれぞれの良さを肌で感じた。

テレビやネットではわからない。

私は歴史を変えることもできなければこの目で見た訳でもないから、

何が良いとか悪いとかの主張をするつもりはない。

自分に出来ることは、どこの国の人とかに関係なく

目の前にいる人と何を伝えあい、何を残しあうか。

それはなるべくなら笑顔でありたい、学びとなるものでありたい。

私の歌は、どの国の人であっても不安な背中を押す役目でありたい、

隣に寄り添う存在でありたい。そう思った。

みんな平和にとは言えない、私も他人にむかついたり傷つけあうときもある。

いろんな人が絡み、国家間ともなれば複雑に絡み合うものもある。

でもとても親切に優しくしてもらった。

中国で会った中国の人に、中国で会った日本の人に。

それが事実として、ずっと私の心に生き続ける。

 

最後に。

ずっと私のお世話をしてくれた黄さん、本当にありがとう。

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私が「これできるかな!?」「大丈夫かな!?」

「帰れるかな!?」とよく心配してると

笑いながら「大丈夫大丈夫」と必ず言ってくれたのが

今でも心に温かく染み付いてる。