帰ってきたひとりでは永すぎる夜

ひとりでは永すぎる夜がリニューアルしました!

今回はリニューアル第一回記念ということで

みなさんにフルバージョンを聞いて頂きたく全体公開します!

以下よりお聞きください!

 

そして後半のミニコーナーで私が作ったほうとうはこちらです。

その後の話題で出ていましたが

翌日のほうとうがめっちゃ美味しかった。

 

これ作ったばかりの時↓

これが翌日のやつ↓

おいしそおおおおお!!!!!料理本に載ってそう。

どっちも美味しかったです。

ひとりでは永すぎる夜ではおたよりを募集しています!

新コーナー「告白の罪」では

「恋愛の罪」を募集しています。

恋愛でおかしてしまったあなたの罪を告白してください。

またふつうのおたよりや質問やリニューアル後の感想なども

大募集しています!どしどしご応募ください!
info@shigi.netまで!!(クリックするとメール画面に飛べます)

ひとりでは永すぎる夜は今まで通り隔週での放送となります。

今後とも宜しくお願い致します!

若者。

一月十日。晴れ。

冬のお台場へ。

わたしとあなた。

一月九日。晴れ。

少しすれ違って

またいつもの沈黙。

あの人はどうしてああなんだろうって

思ったあとに

私も私でどうしてこうなんだろうと思って

可笑しくなった。

なんだか可愛いなと思えた。

性格のでっぱりとへこみ

似てる所と違う所

そういうもの全部が

今の自分達を作ってるんだろう。

何回も重ねてきた

仲の良い時も喧嘩する時も

悩んだ時も塞ぎこんだ時も

一緒に見た景色たちも

そういうものが積み重なって

少しずつ形が出来上がってきた。

それは綺麗とはいえないけど

一緒に作り上げてきた形。

少し歪で

でも気持ちが通っていて温かい。

そういう形が出来てきたから

すれちがいも可笑しく感じられるようになってきた。

あなたはあなたの形があって

わたしはわたしの形があって

そのふたつがぶつかったり笑ったりして

私たちの形ができていく。

あなたでもわたしでもない

私たちの形。

大賀蓮。

一月八日。晴れ。

千葉駅へ行った。

千葉駅にはそごうがあるという話を聞いていたので

「川口駅みたいなものかなー!」と思っていたら

川口の4倍くらい発展している街だった。

そごうも川口より巨大だった。

買い物とお茶をした。

スタバが歩いている間に3つあった。

お茶するところがたくさんあった。

川口発展版だったけれど近いしものを感じた。

チーバ君が沢山いるお店で

千葉について書かれている紙をみたら

千葉の海岸にはシギがいるらしい!

そろそろ野生のシギを見てみたい。

 

スパイス

一月七日。晴れ。

スープカレー流行の足音がしている。

スープカレーを簡単に食べられるのは

冬のCoCo壱。

スープカレーの専門店は

川口にあるみたいだけどまだいっていない。

気軽に近くで食べられるお店がない。

銀座・六本木・渋谷・北海道

のスープカレーは食べたことがあるけれど。

気軽に堪能したいし美味しいので

CoCo壱に行く機会がふえそうだー!!!!

めっちゃ美味しいー2辛のスープカレー!

この間、あまりCoCo壱を食べない母と

食べることになり、何辛にするか聞くと

母「5辛って辛い??」

私「うーん…中辛よりちょっと辛いくらいかな(めっちゃ辛いでそれ)」

母「そう!じゃ5辛で!」

私「おっけー!(うっしっし)」

と辛いやつに誘導した。

ちなみに私はCoCo壱で何辛までいけるか試した時に

5辛が限界だった。

食べたくなってきたー!

和。

一月六日。晴れ。

新年会へ。

とみーと高山さん以外初対面だったけど

楽しくおしゃべりした。

高山さんはギターメーカーSagoの社長さん。

10月下旬に初めて会って

「うちのギター使ってみてー!」と

速攻でギターを送ってくれた。

そして前回のライブで使い、

その写真をとみーがとってくれるという。

とにかくめちゃくちゃおさえやすい。

指が綺麗にポジションにつくかんじ。

そして音もギターのウッド部分の手触りも

温もりがある。つまり素敵なギター!!

 

 

自分を使いこなす。

一月六日。晴れ。

性格分析を行った。

私の取扱説明書はこうだ。

「基本的には真面目で安定感のある性格だが

時にスイッチが入ると

危険な冒険に飛び出していく衝動性がある。」

これはまさに自分の事をいっていて

たいしたもんだ!と太鼓判を押したくなった。

私はこの二人の自分との葛藤にいつも揉まれている。

「ここは安心できるな、幸せ。ずっとここにいたい」

という自分と

「もう飽きたよ。次行こうよ次。もっと危ないことしようよ!」

という自分にいつも揉まれている。

そしてこの激しめな、「危ないことしようよ!」の私が

ゆったりとマイペースな私を責める。

「つまんない。行動力がない。冒険心がない!」と。

その間に挟まれた肉体の私は慢性疲労に襲われていた。

「あぁ…なんだか疲れる」と。

昨年、私が徹底して自分の内省に集中した結果の今

その相反するふたりに言うことがあるとしたら

「君たちはどっちも違ってどっちもよし!」という

どこかで聞いたことのある言葉だ。

マイペースな自分が好きになれない自分。

冒険心のある自分に振り回される自分。

どっちが欠けても私じゃない。

このアンバランスを内包しているのが私だ。

目の前の出来事を反芻して味わう自分。

少しとろいけど、ちゃんと実感していて落ち着きがある。

チャレンジ精神の強い自分。

危なっかしいけど、自分の知らない自分に出会える。

この正反対の自分が存在していることの楽しさ。

これをモンスターボールのように

「よっしゃこの場面ならお前がでていけー!」と

主導させていくのが

理性であり肉体であり現実のこの私の役目。

明日への夢。

一月五日。晴れ。

これは私の家から見える景色です。景色自慢。

富士山に太陽が沈んでいく姿が見えて癒されます。

 

昨日は収録があったので

しょへの母にお年賀を渡す。

私の好きな皮とあんこがわかれてる最中。

しょへ母から「あなたはちゃんとそういうのするから」と

私へのお年賀も用意してもらっていて

交換こみたいで平和だった。

しょへ奥さんともお正月の挨拶できたし

とっても温かい気持ちになった。家族っていいなぁ。

越えてゆけ。

一月四日。晴れ。

先月、渋谷で行われたライブのダイジェスト動画公開。

リハーサルからライブ後まで。

 

人として正しい道を行く。

一月三日。晴れ。

シャワーを浴びながら思っていた。

ここ数日微妙に自分の心が

なんとも言えない気持ちに襲われていた事に

納得がいく答えが出た。

「想像のいくことが全て終わり、

これからの始まりに向けての漠然とした感覚だ」と。

私は自分と向き合うという事を一年かけて終えて、

スタート地点に立っているのだ。

今までと違う自分自身への感覚。

そこに漠然とした不安を感じていた。

私を慰める私はいう

「仕方がない。始まりは不安なものだ」

私を鼓舞する私はいう

「自分本位だから不安になるのだ」と。

 

「こういう自分になりたい」と

なりたい自分に近づきたいと思った時に

必ずといっていいほど

その後に不安や怠惰な自分が現れる。

そこに飲み込まれた時に

「あぁやっぱりなりたい自分にはなれなかったな」

「やっぱり私は弱いな、すぐ不安になるな」と

全てが終わったと思うのはまだ早い。

ヒーローものの物語を思い出すと

ヒーローにはいつもピンチが訪れている。

ヒーローは完璧だからヒーローなのではない。

「お前はだめなんだよ」「諦めなよ」という声に

または、自分に負けた時に、諦めたあとに、

いかに立ち上がったかが物語になる。

ピンチになった時にこそ真価が問われる。

「だめだったな」「できなかったな」

「不安だよ」「わからないよ」

そうなった後に、どうするか。

みんなのヒーローにはなれなくても

くじけそうな自分を

見放さないヒーローになることはできる。

弱い自分の背中を押す自分が存在する。

自分へのダメージをなるべくなら少なくしたいから

なるべく不正解の道を踏まないようにと

慎重で心配性な自分が現れる。

それも自分を守るためには大切な本能。

けれど死ぬほどでもないダメージなら構わないか。

そういう心配性な自分が現れた時に

私はどうしたらいい。何を指針に歩いたらいい。

そう思っていた。

私はすぐに先を考えて不安になる。

不安に襲われた時にどうしたらいい。

そこに負けないためにどうしたらいい。

そう思っていた。

すると明確な言葉が私の中にあらわれた。

「人として正しいと思う道を歩けばいい」

覇道ではなく、外道でもなく、私は王道を行こう。

もしかしたら遠回りかもしれない。

もしかしたら常識と違うかもしれない。

それでもその道を歩こう。

私に与えられた役割を徹して使命を果たそう。

私の中の弱さが現れた時

そいつを抱きしめてやりながら

私の中のヒーローに手を伸ばす。

3歩進んで2歩下がるもいい。

1回休憩もいい。

休んだら歩こう。歩いたら休もう。

たまに走って、たまに転んで怪我もしよう。

そしてまた歩こう。何度でも。歩き出そう。