君こそが美しいのだ。

人の暗部に近づけば近づくほど

気休めなんていえなくなるけれど

その暗部に近づけば近づくほど

深刻になってもいけないと感じる。

暗部は核心に迫るほど美しく研ぎ澄まされる。

自分の中にある本当から

逃れなかった人だけが見せる美しさ。

そこから目を離せない。

「かわいそう」なんて気持ちは傲慢だ。

そんな言葉は本質から目をそらして生きている人間が

最も言うべきではないのにいつも気休めのように言いたがる。

そんな大衆の声の相手をする必要はない。

自分を卑下するな。君こそ美しい。