赤ん坊を見て微笑む人を見て微笑む

梅の花を愛でにいった。

震災が起きたこの日に。

身近にある自然を愛でるなんでもない平和な一日が

どれほど愛おしいものだろうと感じる。

この話、共感する人いるかな・・

私は自然も大好きなんだけど

人がいる風景を客観的に愛でることをよくする。

例えば「赤ん坊と遊ぶ私」・・というよりも

赤ん坊を見て微笑む大人を見てそれを愛でるみたいな。

 

クリスマスや紅葉狩りもそうで

恋人達が幸せそうに風景を見ているのを

私はカメラのような気持ちでシャッターとして

恋人達とその周りの風景を切り取って幸せになるというか。

 

 

なので今日も梅を見る人を見て気持ちよくなった。

皆、穏やかで幸せそうであった。

季節を味わっていた。

 

私が喫茶店で作業をするのが好きなのも

周りの人が喫茶店で各々好きなことをしているのを見て

味わうのが好きだという点もある。

友達と喋り倒す人、ひとりで読書する人

怪しげな何かの勧誘をする人、仕事でパソコンをいじる人。

いろんな人がいろんな時間をひとつの場所で過ごしている。

そして時間が経つとそれぞれの場所に旅立っていく。

束の間の一瞬、同じ時を同じ場所で過ごしている

そしてお互いに干渉していない空間が心地良い。

 

作詞をしたりする職業柄もあるかもなと思う。

創作って没頭する部分と常に冷静に客観視する部分があるから

目の前のものを切り取る視点でものごとを見てしまうのかもなと。

だから自分が号泣してる時とかものすごく怒って怒鳴ってる時でさえ

その自分を俯瞰して眺めてる自分がいる。

 

話が少しずれた。

愛でるを味わえる一日を過ごした。

 

鴨やカラスの行水も愛でた。

それは動画なので動画はインスタにストーリーズであげよう。