周りに惑わされないでください

今回のお話は

真剣に目標を追ってる人

そうありたい人

夢や理想をもって生きている人

それが故に不安感や孤独感を抱く人に向けて書いている。

 

_______________________________

 

前に

「どんな言葉を脳みそにいれるか」というブログを書いた。

http://shigi.net/blog/20230602/

 

「自分の人生は自分で作っていくものだ」

という意識をもつ必要があるのは

惑わされるものが世の中には沢山あるから。

「何を受け入れるのか」ということも

自分で決めるという意識になる。

 

そうすると

外部の何かを見ても、何かを言われても

言っている相手がどうこうより

それを自分が受け入れるかどうか

という選択権を意識してもてる。

 

_______________________________

 

今年に入ってから私はやる事に没頭する傍らで

私の身の回りでどんな人を尊敬するか

それは何人いるかをあげた。

(あなたは何人あがるだろうか)

 

「みんなに尊敬する部分はあるから」

というぬるさではなく

「本当にすごいな、その姿勢をお手本にしたい」

と思える人だ。

 

_______________________________

 

 

私は3人だった。

 

3人の共通点は

・自己成長への意欲が強いこと

・故に悩みや疲れを感じながらも努力し続けている

・辛さも込みで充実感を感じている

などの点がある。

2人は経営者で

1人は何の仕事かわからないくらい色々している。

 

自分がどういう意識で生きたいかを知るための

問いかけだった。

連絡をとって繋がりたいとかでもなかった。

 

しかし驚くことに・・・!

その3人のうち2人と自然と話をすることになった。

普段ほぼ人と連絡をとりあわない私が。

なんたる導きと驚いている。

 

_______________________________

 

 

中国の杭州でライブをした時に

当時の集英社の社長さんと打ち上げで同じテーブルになった。

社長さんは私をベタ褒めし、そして肯定し続けてくれた。

握手も力づよく、ユーモアがあって

とにかくパワフルな方だった。

 

私もそういう人でありたいって強く思った。

相手のやりたいことが良いか悪いか細かく評価するより

相手の純粋な欲求や可能性を信じて

背中を押す方でありたいと思った。

 

そしてそれが出来る人というのは

色んなリスクや失敗

プレッシャーを経験したからこその器の広さで

その数だけ挑戦してるからこそ

他人への挑戦に手放しで力強く応援できるんだろうなと感じた。

 

 

_______________________________

 

 

世の中いろんな人がいろんなことを好き勝手言う。

私も込みで。

 

有名な画像の

ラクダに乗らなければ

「あいつはラクダの乗り方を知らない馬鹿だ」と言われ

ラクダに乗れば

「ラクダが可哀想だ」と言われるあれのように

何をしても何かを言ってくる人はいる。

 

私は

私に何かを言う相手の言葉を間に受けるかどうかの基準は

その相手を尊敬しているか

そうありたいと思えるかどうかで判断する。

 

人生で大事なことを人に任せたりしないと思う。

なぜなら他人は他人の人生に

責任をとりたくたってとれないから。

 

_______________________________

 

 

真剣に何かに打ち込んだり

目標があったり理想があったり

夢がある人というのは

周りの人との温度差を感じる場面も多いと思う。

 

周りは「もっと休めば」とか「意識高いねえ」

「なんか大変そう」なんて

鼻をほじりながら言ってきたりする中で

しかし結果を出す人というのは

その言葉を流して

自分が信じることをし続けているのだ。

それはスポーツ選手でも、音楽家でも、個人事業主でも、

ジャンルにかまわずそうだ。

 

_______________________________

 

上記の言葉にあなたが頷くなら、とても良い動画がある。

共同制作者のしょへさんに教えてもらった

絵師のさいとうなおきさんの動画。

絵師を目指す方はもちろん

そうではない人でも目標をもって真剣に生きたいと思う人には

刺さるのではないかと思う。

 

_______________________________

 

 

生きていて活動してると本当に色んな人と出会うが

それでも私がすごい、その姿勢でありたい

と思う人は3人だった。(思い浮かべられてない人もいるかもだし

よく知ればここに当てはまる人もいると思うけど)

 

それだけ目標を追い続け

形にしている人は少ないのだと思う。

その人数の少なさからも分かる通り

普段は周囲との温度差に孤独感をもつことも少なくない。

 

私は子供の時から

「私がもうひとりいたら最高なのにな」

と思っていた。(なんという肯定感の高さ)

しかしそれは裏を返せば

それだけ自分と話しが合う人がいない孤独感からだった。

 

その孤独感を可哀想と思ってくる人が一番好きではなかった。

無意識かもしれないけど

それは見下している言葉だからだ。

 

なので私は、さいとうなおきさんの

「孤独を恐れるな。

本気で目指すものがある人は

それが普通なのだ!!!!」

という趣旨のお言葉に

深い癒しと共感を感じた。

勇気づけられる。

 

自分の選んだ道を歩く道の途中で

似たような生き方をしている戦友が

増えていくことを楽しみにしている。

 

_______________________________

 

あなたもこの話に頷くなら、あなたは私の同志だ。

中途半端な友人よりも貴重な存在だと思う。

そういう人が1人でもこのブログを見ていてくれたら

私は嬉しい。

 

どんなに周りに馴染めなくても

言われることにピンとこなくても

変に合わせることなく

人を責めることも卑屈になることなく

なるべく面白がってやる気概をもって

共に進んでいきましょう。

 

零89

凍える星が集まれば

まばゆいほどの光を放つ

今はもういない
あのひとも あのいぬも あのはなも

まばゆい光のひとつになりましたか

どうか私の心を照らしてください

 

新しい作品を出品しました!

https://www.creema.jp/item/16141744/detail

頭の中の嫌な声を追い出す方法

このお話は

過去の嫌なことを何度も繰り返し思い出しては

ネガティブな気持ちになる方や

過去と現在を何度も繰り返し比較しては

落ち込んでしまう方のひとつの参考になると思う。

 

_______________________________

 

私は中途半端な時間に目が覚めると

自分でも思っていなかったくらい瞬間的に

過去にあった華やかな出来事が頭に浮かんだ。

 

ここ最近鬱屈していた自分と

その記憶が比較されてくっつきそうで

「これはまずい」と直感的に感じた。

 

_______________________________

 

そして「これは良い実験だ」とひらめいた。

 

私は、自分のネガティブにいきそうな状況をチェンジするため

他人化する方法を試みた。

 

方法はこうだ。

華やかに感じた過去も今もがいてる自分も込みで、

それ全部が自分の人生ではなく、

他人の(それも大切な友達の)人生だったら

私はその友達になんと声かけするだろうか、というもの。

 

_______________________________

 

なるべくリアルに具体的に思い浮かべた。

今までの自分の人生と今の感情を。

そしてそれを自分から遠ざけて

友達がその状況下で落ち込んでいる姿を想像した。

 

私の声がけはこうだった。

 

_______________________________

 

いやいやいやいやいや!いやいやあなた!!!!

めっちゃくちゃ面白いところですやん!

それ!その落ち込んでるところ!

めっっちゃ面白い展開ですやん!!!

なーんにも起きない映画って好きですか?

好きな人もいると思いますけど

大抵の人は波乱万丈込みで楽しむもんでしょ!

 

あなたのその今の落ち込み!

それがめっちゃハイライトになるわけ。

プロフェッショナル見てみ、

あのー宮根さんの夜のニュースでたまにやる

あのードキュメンタリーみたいなの見てみ(番組名出なかった)

あのドラマ全員なんか絶対辛い時ありますやん。

それが!今の!あなたです!

 

挑戦してる人がね

なんの葛藤もなく楽にゴールすることなんてないのよ。

 

そもそもあなた!

落ち込んでると、落ち込んでることに時間使っちゃうことになりますよ。

あなたやることたーんまりあるでしょうが!

それ誰かにやらされてることじゃないでしょ?

自分で主体的にやりたくて選んだ道でしょ?

それをひとつひとつ荷解きしなさいよ。

そのひとつひとつが積み重なってどうなるか楽しみなさいよ。

そこに向かうための時間の使い方をしなさいよ。

やることあるじゃない。やれることあるじゃない。

終わってないのよむしろ始まりなのむしろあなたが始めるの!

 

だから、明日何やるか今決めて!

望んでることに一歩でも近づくことを

明日起きたらすぐやろう。

それ以外は見ない!

落ち着けばやれることはたくさん見えてくるのよ。

全然ダメじゃないの。

むしろ希望しかないし面白い展開なんだから。

だからなーんにも焦らなくて良いの。

 

_______________________________

 

 

と、めっちゃパワフルな声がやってきた。

所々関西弁なのは

関西弁だと軽やかに感じるからだ。

 

「わかる…大変だよね…しんどいよね…」

というムードよりも

「いやそれめっちゃわかるー!超しんどいやつー!」

っていうギャルノリが私は好きなので

それを選択した。

 

 

友達に声がけしているつもりで。

これ、良い上司からの声がけでも使える。

自分が良い上司になって、

悩んでる自分が部下になって、

その部下に相談されたらなんて答えるかを想像するもの。

 

すると、心の中の自分が

「そうだな、、本当そう。いや、本当そうなんよ」

と冷静に頷く。

 

それをじっくりやっていると

ネガティブモードには乗らずに

現実を納得して前向きな気持ちに切り替わった。

気づくと寝ていて、朝がきた。

目が覚めて「よし、やるか!!!!!」となった。

自分でも驚くほどこのやり方は私に効果的だった。

 

 

_______________________________

 

 

私の弱者という曲の中に

「自分の声を一番に信じれば良い

どんな時もそばにいたのは

誰でもない自分自身なのだから」

という節がある。

 

腐ったことも沢山ある世の中で

それに惑わされず自分を信じて歩いて欲しいという願いの曲だ。

 

 

だけど、

毎日毎秒自分を信じられるわけではない。

それに自分の弱気で不安感の強い声に従うのもまずい。

 

 

案外、人は自分で自分を辛辣に

粗末に扱いがちだからだ。

 

覚えていてほしいのは

頭の中の声は幽霊のように形がないもので

そいつに主導権を握らせると望んだ方向にはいかないということ。

でも疲れてたり無理をしてる時は幽霊が出てきやすい。

幽霊に主導権を与えてはいけない。

 

幽霊が現れるのは自然なことなので否定せず

だけど幽霊に力を与えてはいけない。

あくまで自分の意思でコントロールしようとすること。

 

形がないものに誘惑され取り憑かれないためにも

ネガティブな頭の声に支配されそうで辛いときがきたら

冷静になるための手段として試してみてほしい。

 

 

零88

あなたの傷と涙は
花びらがはらはらと散るように
底の底まで流れ落ち
今は誰からも傷つけられない場所で
静かな眠りについています

それは逃げているのではなく
目を覚ますための時間

深く傷ついたものは
本当の強さを得ることができます
その強さは
人を愛するために使われるものです

その時がくるまで
今は心を
青の底に沈めて

 

新しい作品を出品しました!

https://www.creema.jp/item/16141572/detail

生きることを投げ出したくなった。

光が感じられなくなるくらい

どん底に落ちると

冷静になるもので

逆に考えると

むしろ中途半端な状態を保つ方が

より良い方へ変わることを

難しくさせているのかもしれない。

 

 

___________________________

 

 

先週、私は絶望していた。

リリースする予定日を1ヶ月すぎても

未だ出来ていなかったからだ。

それどころか見通しも立たなかったからだ。

 

 

そうすると

あれも出来てない、これも出来てないと

立て続けに浮かんだ。

 

私は一体何をしてきたんだ

私はなんの役にも立たない人間だ

口だけで何も出せない自分が恥ずかしい

もう嫌だ!いつもこうだ!もううんざりだ!!!

 

そんな言葉を心の中でずっと自分にかけた。

 

 

___________________________

 

 

共同制作してるしょへさんと横浜で会って

作業部屋では重い雰囲気が流れた。

 

私「もうダメな気がする。何も出来てないし、絶望してる」

しょへ「落ち込めるってことは俺からすると余裕があるんだなって思う」

私「(でたよこいつの慰め0の鋭い突っ込み…)」

 

 

しょへさんは言った。

「ここで優しくしちゃダメなんだ。

向き合えなくて逃げて楽な方に行って

誤魔化しながら生きてる人を沢山見てきた。

君にはそうなってほしくない。

だからここで諦めてほしくない。

辛いなら休もうと言ってはいけない。

それは本質的な解決にならないから。」

 

できると信じてもらっているからこそ

厳しいリアルな言葉をかけられてるのは

長い付き合いでわかっている。

 

2人でちょっと泣いた。

 

私は絶望しながらも

例え絶望に支配されて

自分のやることを投げ出したとて

私は諦めて誤魔化して生きていける人のように生きていけないから

私にとって投げ出すは死ぬと同義なのだとわかって

それにもまた絶望した。

 

 

 

___________________________

 

 

 

その後

それでもアレンジはしなければならないから

制作にとりかかったら

それが良い内容になった。

私がしょへさんのトラックを聴きながら

落ち込んではいたが

「自分だったらこの音が入った方が

かっこいいと思う。

その音が入ってるうえで

弾き語りもやったらかっけえなと思う。」

と口を開いたのが良いきっかけに転んだ。

 

 

___________________________

 

帰りの電車の中。

もう終電の24時近い

疲れたサラリーマンが寝てる車内で

私は自分について冷静に振り返って

スマホに書き出した。

 

 

そもそもなんでいつもこのパターンに陥るんだ?

 

 

私は今年に入ってからひとつ気づいたことがある。

人生がうまく回らないと思う時

必ずそこにはそれを妨げてる

自分の考え方や性格の癖があることを。

 

そしてそれを知って

断ち切らないことには

物語は同じ人生を歩むように

同じような出来事がやってくる。

 

例えば

恋人ができても同じような理由でいつもうまくいかない

など。

人が変わっても環境が変わっても

性格の癖が同じ場面で同じ選択をさせる。

気づけることの方が難しい。

 

 

その後に、出てきたことはこれだ。

 

全然意識してなかったけど

実は常に周りを気にしていたんじゃないか?

 

 

このブログの冒頭で書いた

 

「私はなんの役にも立たない人間だ」

「口だけで何も出せない自分が恥ずかしい」

 

という言葉がまさにそれで。

役に立つたたないは他者がいるから出る言葉で

口だけというのも話してる他者がいるから出る言葉。

人を気にしてるからこそ出た感情だったのだ。

 

好き勝手やっていると思い込んでいたけど

私は自分の中で自分が思い浮かべた他者に

縛られていたのかもしれない。

 

 

家族がとか、ファンの人がとか、周りがとか、

そういうものを妄想上で浮かべては

勝手にプレッシャーを感じて

早くこうしなきゃ、ああしなきゃと行動しようとする。

 

でも

CDは出すものだから出すとか

ライブはするものだからするというような

何の目的や意味も深く考えずに

「そういうものだからする」

というのをもうやめたいと思っていた。

 

でも私はシンガーソングライターだから

というと言い訳なのだけど

原曲を作ることはしてきても

シギという音楽の世界観自体を

どうデザインしたいかを

ずっと考えずに人任せでやってきた。

それが自分の中でいつも引っかかっていた。

 

「自分が本当にこれをすべきだと

心から感じたこと以外のことを

慣れてるからとか、受けるからという理由で

やることはもうやめよう」と

私は胸に決めたはずだ。

 

それなのに、また元に戻ってきて

「早くやらなきゃ」「またリスケだ」「もう嫌だ」

みたいに

周りを気にしてるが故のプレッシャーのストレスに追い込まれてた。

 

 

 

それは責任を感じてるからとも言えるだろう。

でもそれが故に仏作って魂入れずな作品を出してたら

また周りに委ねてアレンジをお願いしてたら

自分が今まで感じてた「なんか違うんだよな」

という違和感から脱せられないだろと。

 

 

___________________________

 

 

 

このプレッシャーは怯えだ。不安感だ。

思い起こせばそういう気持ちが自分を焦らせて

結果、半端な気持ちのままで

生きていたのかもしれないと思い当たった。

 

 

お前は本当はどうしたいと思っているのか

どう生きたいと思っているのか

この人生で何を表現したいと思っているのか

心の中の自分がずっと自分に問うてきては

でも慣れてないし

そこに手をつけると大変だからと目を背けていた。

言葉にしないで、心の中で。

 

 

___________________________

 

 

しかし

どうして自分でも無意識に

見えないプレッシャーという足枷を

つけてしまったんだろうかと考えた。

 

 

それは

子供の頃の「ちゃんとしなきゃいけない」という役割を

自分でせざるを得なかったことの影響が大きいと思った。

 

 

「言った通りにできないのはちゃんとしてない人だ」

というプレッシャーを常に自分で自分に負わせていた。

それは辛いよ、しんどい。

固くもなるし息苦しいよ。

恐ろしいことだけど

無意識下で行っていた言葉がけだったので

自分で気が付かなかった。

 

 

それと共に

「やる事がまとまってあとはやるだけ」という状態も多いので

それに着手することが面倒くさいという気持ちも正直持っていた。

なぜなら地味なやることが沢山あるからだ。

それを形にするのにどれくらいかかるかを考えるとまた恐ろしくなり

「はあ、また自分はすぐに出せない」という自己嫌悪に陥る。

 

「一個ずつ地道にやっていくしかないんだよ」

「その道のりに心身ともに疲労するから

そのための体づくりをしなきゃいけないんだよ」

しょへさんからそんな正論の数々を浴びせられ、

私は白目で「そんなことはわかってまーす」と思っていた。

そうなのだ。

 

日の目を浴びてる格闘家も、格闘家も、格闘家も(この世に格闘家しかいない)

みんな地道なルーティンをこなしている。

それも、がむしゃらにやるとかではないのだ。

ど根性はずっとは続かない。

冷静に、修正を重ね、淡々とやるのだ。

大体みんな、同じことだ。

魔法のやり方なんてものは言わない。

 

「楽にやれる〇〇の方法」なんてのは

楽をしたい大衆に向けてるだけだ。

本当に何かをしたいなら、楽になんか出来ない。

無様で情けない弱い自分とも向き合わなきゃいけない。

その地道にやっていく勇気と覚悟と、体力がないのが99%の人だ。

 

いやでも私は別に

凡人と違う1%になるぜと思って書いてるわけではない。

凡人と違う1%のすげえ音楽をやるんだぜとも思っていない。

そんなすごい事は私には出来ない。

 

ただ

「自分が心からこれをやるために生まれてきたのだ

これをやるために生きているのだ!!!!

と思える日々で人生を作っていきたい。

それで人と喜びたい、それで人の役に立てるのが本望だ。

 

そのためには乗り越える必要があることがあまりに沢山あって

今年それの腹を決めたつもりだったのだけど

固いプレッシャーをかけてくる

自分の癖にも気づけてなかったので

腹を決めた数ヶ月後

締め切りがのびのびだという挫折感をきっかけに

どん底に落ちたのだった。

 

___________________________

 

 

何故自分がどん底に落ちるのか

半端に目の前の簡単なことに流されるのかのパターンの中に

「子供の頃に課されていた役割に囚われている自分」が邪魔をしていて

それが色んな場面において生きづらくさせる原因だと発見して、

そこを降りる必要があることと

そいつがこの先で何回出てきても

そうじゃないパターンを選べるために必要なことを

学ぼうと思った。

 

同じ物語の流れに終止符をうつためには

違うパターンを選択すること以外にはないのだ。

 

 

___________________________

 

 

また、そこからこういう流れに考えついた。

 

「私は別に人の命を背負ってるわけでもない。

そんなたいそうな仕事なんかしてない。

好きで始めた仕事で、人にも恵まれていて

なのになぜこんなに背負ってる風な

息苦しい気持ちになるんだろう」

「それは自分の中で

『ちゃんとしてなきゃいけないのに』っていう

プレッシャーで自分を追い詰めていたからだ。

それは理解した。」

「でも何をしなさい、これをしなさいと

誰かに言われてるわけでもないのにな。。

あれ、、なんか冷静になってきた。

言われてもないのに勝手に妄想して自分を苦しめて。。

なんや自分がアホらしくなってきたな。。」

「もしかして俺…

我がままが足りてないんじゃないか?」

 

という言葉にたどり着いた時

目から鱗が落ちた。

 

 

大変大変…

慣れてないし…しんどいし…

時間は光の速さで過ぎていくしな…

はあ、嫌になっちゃう…

とりあえずプロテイン飲も…じゃねーんだわ!

 

自分で自分に「大変なことです」と重りつけて

それで「辛いことです。。」としんどい演技

してたようなもんじゃないかーい。

と思って盛大にアホらしくなった。

 

例えば

私は幼稚園や小学校低学年の頃は地獄だったが

中学に入ってからサボるという技を取得してからは

要領よく高校までサボり続け

友達と自転車でこの一本道はどこまで続くか

とか青春してた時のように

その延長線くらい自由に

自分を軽やかにさせてあげなさいよ。

と自分に思った。

 

大変な気持ちでやるより

面白がる気持ちをもってやりなさいよ。

同じ時間を過ごすなら。

楽観的なちびまる子ちゃん好きモードで

ひいひいしながらも

ひいひいしてる自分を笑ってやりなさいよ。

 

あなたがあなたを苦しめてどうすんのさ。

自分に思った。

 

___________________________

 

 

納期とか、みんながとか、

一旦、ちょっとだけ横に置こう。

 

本来に目を向けて、集中しよう。

 

 

そして

自分がこんなに悩んで葛藤して

死にたくなるくらい辛い気持ちになることが

愛おしくも感じた。

 

それはどんなに落ち込んだり悩んでも

その先でひとつの答えを出してくれるはずだと

自分に対して信頼しているからなのかもしれない。

 

 

絶望するということは、

理想や希望や目的をもっていることの表れだからだ。

改めて思った。

 

何もない人は絶望することもない。

 

生きることに絶望する人は、

「何くそ負けたくない!」というエネルギーが

心の底に確かにあるからだ。

そういう意味では何よりも生きている瞬間なのだ。

 

 

生きるということに一生懸命だってことだ。

 

___________________________

 

 

この先も

何回もどん底に感じる時はくるだろう。

辛いことも、試練もくるだろう。

 

 

絶望してもう無理だやめた

アホらしいと投げやりになる時もあって良い。

大体そういう時は疲れてる時だから。

 

自分にそう言ってあげた。

「頑張ったけど、頑張る角度が違ったんだ。

だけど頑張ってんだよ。

それで疲れたんだ。その気持ちは本当だ。

無くさない方がいい。

間違えじゃない、結果なだけだ。冷静になろう。」

 

 

自分をどん底のままで萎ませてはいけない。

 

 

___________________________

 

 

物語の章がひとつ終わる時は

どん底の時が多い。

そこから、次の章が始まる。

 

観客はワクワク、ドキドキする。

どうなってしまうんだろう、続きが気になる。

人生はそれと同じだ。

 

どん底になって絶望して

先週、私の章はひとつ終わった。

落ちるとこまで落ちたから冷静になって

何が自分の邪魔をしていたか見つけることができた。

 

次の章はそれがわかった上での章が始まる。

見てろよ、どん底の時の俺、やってやるからな。

そして、今日に至る。

 

___________________________

 

 

昨日はプロディジーのインタビューを見て励まされた。

L:長期間活動するということはいろんな試練を経験するということで、それだからこそバンドも興味深いものとなる。大変な時期を経験した後に復活することでね。 

K:俺たちもこれでよかったと思っている。そういった辛い時期を経験できてよかったと思っている。何をやるにしても一生懸命に努力しなければならない。何事も簡単にはいかない。簡単に手に入るようなものだったら、それはつまらないもの、または、無意味なものに思えるだろう。

 

 

時々たまにストレスがたまると

自分が不器用なだけなんじゃないかとか

もっと楽にできるんじゃないかと思う時がある。

だけど、そんな事はないのだ。

 

 

みんな懸命に生きている。

そんな人が好きだし、そんな自分が好きだ。

逃げ出したくなる弱いだせえ自分も込みで愛おしい。

 

そんなもんだよなって思えるから愛おしい。

 

昨日は起きてから夜まで

今までを振り返って整理し直して

そしてこれから先を書き出した。

 

また一歩ずつ進もう。

地道にやれることが、一番強いんだから。

 

___________________________

 

 

どん底は悪くない。

ごまかしながら中途半端にいるくらいなら

一度死ぬほど深刻になって落ちた方が良い。

我慢しないで、泣いて喚いて絶望するのが良い。

その後で見えてくるものはリアルだ。

 

半端なポジティブでもなく

大袈裟なネガティブでもなく

今からどう生きていこうかが見えてくる。

ちっぽけな自分のままで

どう生きていくかが見えてくる。

音で繋がる

シンさんからは

中国のBILIBILIという動画サイトで行われる

オーディションの審査員のお話を頂き

初めての機会なのでドキドキしながら挑戦した。

 

「あれからオーディションどうなったんやろか・・」

 

と思い

会った時に聞いてみると

なんとすでに結果が出ているという・・・!!!!笑

ゆるっ!!!!!

 

しかも1万組くらい応募があって

私は最後の10組を選ぶ最終審査員だったらしく

そんな応募の中からだったのかよ・・・

とそこでも初めて知るという。

 

 

送られてきた動画をみると

私の名前が出ていて参加してる感じー!と嬉しくなった!

 

ベタ褒めした作品「MAMA」が優勝していて

思わず「やっぱりい!!!」と声をあげた。

そして私のベタ褒めコメントが翻訳されて

登場していてちょっと恥ずかしい。

 

コメントのあちこちに

「最高!一緒にライブやりたい!」と

素人みたいなコメントを書き残していたので

いずれ中国で一緒にライブできる日を楽しみにしている!!!!

 

私も最高の音楽を届けられるように進化しているよ。

 

動画は以下から見られるのでぜひ↓

なかなか中国の音楽を聴く機会ってないと思うので

楽しめると思います!

https://www.bilibili.com/festival/tuyiyue01?bvid=BV1Rk4y1x7m7&p=1&share_medium=iphone_i&share_plat=ios&share_source=WEIXIN&share_tag=s_i&timestamp=1686806925&unique_k=PJUANLR

束の間の夢

暗闇の中で手を伸ばす

星は壁の向こう側

いずれ終わると知りながら

暗闇の中で手を伸ばす

確かにこの世界に君がいる

いずれ壊れると知りながら

君は走ることをやめない

休息の中に虚しさを見つけては

怯える君だから

君はひたすら走り続け

僕は暗闇の中に手を伸ばす

いずれ終わると知りながら

話をしよう

先日は台南のライブで共演したシンさんが

日本に来るということでお茶をした。

(画像:シンさん。集合写真撮り忘れた!!!!)

 

お茶する場所をどこにするかと

待ち合わせしやすい場所を探して

エスコートできるように準備をしたのだけど

当日待ち合わせ場所を私が決めたのに

私が迷って辿り着けないという

頼りない日本人の私。

 

日本で海外の方と2人でお茶するのは初めてだったから

ドキドキワクワクだったけど

蓋をあけたら3時間近くも喋り倒していた!

 

川口からも出たくない

ずっと家でゴロゴロしてたかった子供時代の私からすると

川口も出て海外の方とも交流してると聞いたら

おったまげるだろな。

 

シンさんとは

これから先のワクワクするお話や

お互いの家族のことや音楽のことや

深めな話までしあった。

 

「海外の人と仲良くなると

政治的な事がどうとかはあんまり思わなくなった」

という話をシンさんがしていて

すごく共感した。

 

私も中国に行くことになった時

行く前は怖いイメージがあったけど

実際に現地の同じ年代の人と話すと

日本と変わらず恋バナとかで盛り上がったから

どこの国だって

葛藤する内容も、嬉しいことも

そんなに大差ないよな〜と

実際に触れ合って感じた。

 

どの国にも色んな人がいて

政治的な目論見に表面的に振り回されるよりも

いち人間として出来ることは

国籍とかじゃなくて

目の前にいるひとりの人間と

真摯に分かりあおうとする事だと感じている。

体験重視でいきたい。

 

バタフライエフェクト的に

ひとりひとりがする

小さな平和的な行いの羽ばたきが

広がっていってほしいな。

 

私はどこの国も好き嫌いしないで

心震える音楽を求めてる人がいる場所なら

どこへだって飛んでいって歌いたい。

 

 

そんでもって

お茶したのは駅から

徒歩1分くらいのとこなんだけど

帰り道に駅がどこかわからなくなって

「えーこっちであってるかなー!?」と

シンさんに聞くという

最後まで頼りない私であった。

まったくおっちょこちょい野郎だぜ!

零87

お辞儀をするように
両足の間に顔を差し込んでは
地平の先に見える朝日を
逆さに見た

世界をときどき
逆さにしてしまいたくなるときがある

怒りの器を逆さにして
満たされた液体を
優しさの器に移し替えたい

 

零で新しい作品を出品しました↓

https://www.creema.jp/item/16065900/detail

ありがたいことに沢山買ってくださる方がいらっしゃり

残りの絵がかなり少なくなってきたので

久しぶりにはりきって絵を描きたいと思ってます!

 

眠れない夜は

まるで蚊が飛ぶような感覚で

頭の中を言葉が行き交い始めたら

その思考は外に逃してしまいましょう

それは相手にするものではありません

心の声ではないからです

重要なのは心で鳴る声です

心の声と頭の声について

最近思う事があったから

この後のブログで書いておこう

頭に行き交う言葉が煩わしくて

眠れない時は

お腹の上に手を乗せて

呼吸でお腹が動くのを暫く感じる

そして

息を吸うと冷たい空気が

喉を通って肺に溜まってゆく

だからお腹が膨らむ

そこから少しだけ息を止めて

少しずつ細く吐き出していく

また喉を通って少し温かな空気が外へ

これを繰り返し感じる

たまに

吸う息は綺麗なものが入ってきて

吐く時には体の中の雑音や重さが

呼吸とともに外へ出ていっている

と感じたりもする

すると気付くと眠りについている

眠れない時は大体呼吸が浅いから

意識して吐き出す時には細く長く吐く

丁寧に呼吸を感じることが

安らぎと繋がっていく

おやすみなさい

朝焼けが迎えにくるまで

あなたが安らかさに包まれますように