束の間の夢

暗闇の中で手を伸ばす

星は壁の向こう側

いずれ終わると知りながら

暗闇の中で手を伸ばす

確かにこの世界に君がいる

いずれ壊れると知りながら

君は走ることをやめない

休息の中に虚しさを見つけては

怯える君だから

君はひたすら走り続け

僕は暗闇の中に手を伸ばす

いずれ終わると知りながら