台南記・四日目〜帰国〜

八月六日。晴れ

なんと起床は朝の3時なのであります。

そんな無茶な!と思いきや

こういう時は寝坊しやすい人もちゃんと起きるもので

一番皆が時間通りに集合しました。

乗り遅れたら大変だからああ!

まだ外は真っ暗。

暗い敷地の中を、携帯のライトを照らしながら歩く。

そして外に出るところで、勢いよく閉まっている門!

頑丈にしまっている鍵!

通訳のヨウさんが

「鍵はあけておいたっていわれたのにー!」と。

門の向こうには到着しているタクシーと運転手さん。

門を間にして、ロミオとジュリエットばりの距離感を感じる。

私は心の中で「スタッフの方が開けにきてくれるまで待機かな」と思っていたら

しょへすんが門をよじ登り出し、

「荷物全部こっちに渡して!みなで門を登って出よう」と。

やめろおおお!!!門は2メートル以上あるじゃねえかあああ!!!

無理だよ無理絶対無理いいいいいいい!!!と思っていると

皆が続々とスーツケースを渡し、よじのぼって向こう側へいく。

さくぽんやおみきの女性陣もひょいと向こう側へ。

そして私だけが取り残される。

「足をそこにひっかけて腕の力でよじのぼって!」とアドバイスをもらい

恐る恐るのぼる。めちゃ高い!

無理だよおお怖いよおおお!!!とびびっていると

ひろがかついでおろしてくれた。

何かから逃げ出した人たちみたいになった。

そして無事タクシーに乗って空港へ行くも

タクシーも無事ではなかったことをこの時の我々は知らない。

道がとても空いていたので

1時間くらいかかるところを40分くらいで到着。

空港につき、停車場に止めようと車の速度が落ちはじめたときに

停車していた車が動きだし

二台が徐々に近づく。

「ぶつかりそうだな〜近いな〜」と心の中で思っていると

がりがりがりがりー!!!!と音がした。

ぶつかった!!ミラー見てなかったんかい!!!と驚く。

停車場に止まっていたところから動き出した女性が

「私は悪くないわよ!!!」みたいな雰囲気丸出しで

運転手の男性がずっと謝っていたので

日本人しかいなかった我々は通訳のヨウさんを呼び

「どっちも動いてたから100対0ではないよ」というようなことを

警察だか、警備だかの方にお伝えする。

後方に車載カメラがついていたら証拠がとれてたものの

前方にしかついていなかった。

車載カメラの大事さを痛感する。私もつけなきゃな。。

そんなこんながありながらも空港に到着。

通訳のヨウさんと記念写真。

寂しかったー。。

ヨウさんは本当優しくて丁寧で良い人だった。

日本にきたらみんなでご飯食べにいこうね!

みんなと記念写真。

バイバイするの寂しかったなー。

一緒に行動したの四日くらいだったけど

ハプニングあり笑いありですごく思い出深い旅になった。

帰りはもうお茶の子さいさいで帰国。

飛行機の中から見た島と海が綺麗だった。

帰国したら、家の前の駅で降り

その足で電気屋さんに糠漬けの糠を受け取りにいく。

この日が受け取り期限日だったから。

なぜ今日この日が最終日なんだ‥と思いながらも無事受け取り。

そして一旦帰宅してから、髪を洗い、

その後車でめるちをお迎えにいく。

めるち、血液検査とレントゲンは問題なく

健康高齢うさぎだった。

元気だったけど

まだ今日は食が細かった。

食欲復活してくれるといいけど

横になることも増えたので

これがデフォルトになるのかなぁ、とも思った。

おじいちゃんめるち。

ご飯作る時間がなかったので

近所に夜食を食べに行く。

本当に忙しい一日だった!

お酒とチーズでお疲れ様会をお家で開き就寝。