道は開かれている

八月二十三日。曇り雨

スタジオ五時間。

月末のライブに向けての最後のスタジオ。

歌いながら何か昔の

大変だった頃のことを思い出して

感慨深い気持ちになった。

大樹とまさか一緒にライブするようになるとは

旧友のみんなでした飲み会がなかったら

こうはならなかっただろうな。

色んな道を経験して歩きながら

こうして繋がる人と繋がることが

とても不思議なことに感じながらも

音楽はそういう場所を

いつでも用意してくれている。

自分の意識一つで

自分の周りにあるものが

いくらでも変容するんだなと最近思う。

ひろはライブが重なってしまって

本番で参加できないので

三人で本番。

この四人でしか出来ない音を

この先作っていきたい。