6月7月8月と
とにかく集中して打ち合わせや作業にいれこんでいる。
その間には落ち込むことがあったり
体調を崩すこともあったり
でもそのたびにその中から改善の道を探って
ここから先はこうしてみよう
ということの繰り返し。
音楽は感性でも才能でもコネでも特別でも
そういうものだけでは足りない。
もちろんその部分はあるけれども
大事なことはしっかり考えてしっかり見て
自分の意思で一歩ずつ
たまに後退したように見えたり寝込んだりしながらも
それでも一歩ずつ進んでいくことが一番大事なことなのかもしれない。
そういう地道なことを繰り返すことが
一番大変なことだと思われるのかもしれないな。
でもこういうのって
「もうこの道でやっていく、責任も恐怖も腹をくくる」
という覚悟の問題だと思う部分もある。
あとはいかに正気を保ってやっていくか。
恐怖や不安に包まれる時っていうのは
正気を失っている時だと思っている。
思っているより大したことないのに
必要以上に心配したりして
現実を認識するよりも
自分からわいてくる気分に支配されている。
それはもう正気とはいえない。
現実をできるだけ正しくみようとする
それには力が必要で
その力は筋肉と同じで。
その力がついていないと
目の前にダメージがきたときに崩れてしまう。
基礎体力が必要。
その体力を自分が作ってきたんだという事実が
自信にも繋がる。
最初からついているものではない。
ここ数ヶ月は筋トレをしているつもりで過ごしている。
筋トレは一朝一夕で身に付くものではない。
けれど毎日負荷をかけすぎてもいけない。休みも大事な時間。
少しずつ少しずつついていく。
自分を励ましながら、仲間に励まされながら。
自分と喧嘩しながら、仲間と喧嘩しながら。
自分の好きなことやりたいことに向かっているけど
今やっていること自体が好きなことやりたいこと。
だからこの地味で地道な毎日が愛おしい。
全てが地続きになっている。