活動を新たにするにあたって
最近チームワークについての勉強を進めている。
これは今もこの先もきっと私に必要になることだと思うから。
チームワークについて学んでいると
私としょへさんがしてきた喧嘩の数々は
まさにものづくりをブラッシュアップさせるための対立だったのだなと感じた。
20年以上コーチングを務めてきた著書の方による日本企業の問題点を見ていても
日本の人って感情でものごとを決める傾向にあるんだなと思った。
これはいくつかの本からも感じたことで。
それは日本語の中に感情を扱う言葉が他国語に比べて多いため
海外の方でも日本語を話すと感情が重視される傾向にあるそう。
ご多分に漏れず、我々も話し合いの中で感情的になってエゴむき出しで
自分の正しさを主張するような醜い喧嘩をしたこともあった。
けど企業や音楽やバイトなどなんでもチームの中には、
無意識にも自分が感情的になる部分を認識している人が多いため
チームの中で感情的な対立になってめんどくさいことにならないように
ぶつかりあうことすら避けている人たちが多いのではないかと思う。
それを「各々のプロフェッショナルを信頼して任せていれば良いものができる」と
それっぽいことを言うことで現状維持に留まり
意見を対立させ新しく生み出すことをしていないチームも多いのではないかな。
シンガーソングライターとして活動してると
「オケは〇〇さんに任せる、ライブについては〇〇さんに〜」など
自分以外の分野に関して丸投げしてる人をよく見るし
かくいう私自身がメジャーにいた時はそのような感じだった!
でも工程のの全てが「シギという活動を元に集まっている人間たち」なのだから
「お任せで〜」で終わらせていいはずがない。
それは相手の専門分野の全てを理解するというのではなくて
お互いのもっている認識や人間性を理解しあうことや
この活動でどうしていくかを真剣に話し合って時には対立しあって
ブラッシュアップさせて成長していくのがチームだと最近は感じる。
それを感じるたびに「今までのわしの未熟さよ・・」と恥ずかしくなる。
3万年反省。
シギという活動の中でより良いものを作るために・・
いや、それよりも俯瞰して自分たちの活動がどんな社会的意義に繋がっているか
そのためにどうしていく必要があるか
自分の何を変えていく必要があるか
コミュニケーションを密にとっていく。
「シギは今までシギが作ってきた!」
その自負心や思い上がりは邪魔なので捨てて。
シギというものの土台からしっかり解体して意識的に作り上げていく。
あと本の中で書いてあって反省したのは
私はついつい自分の中で視界がクリアになるまで
ひとりで考えたいと思う傾向にあること。
「これについてどう思う?」という問いかけを人にすることはあまりなかった。
「ビジョンは対話から生まれるもので孤独に生まれるものではない。」
という言葉から、もっと開示していこうと感じた。
そしてそこに関わる人のだれひとりとして
軽んじられていい存在はいないということ。
シギという活動がその人の存在意義にも繋がれる部分があること。
ひとりひとりの生きてきた日々、感じてきたことを大切にすること。
あなたは〇〇の才能があるからオファーしたんです、というパーツとしてではなく
相手をひとりの人として理解して繋がり合う時間を作ること。
あなたがあなたであることで、あなたがあなたでいることで
わたしたちはもっと良くなることができる。
私が私でいることを否定されない安心できる環境を作ること。
安心できるから、心置きなく対立できる。それは否定ではないから。
チームの強みは、ひとりとひとりでふたつになるものではなくて
ひとりとひとりでふたつ以上の結果が出るのが強み。
その強みと想像ができない面白さを感じていきたい。
なので今は!勉強してやることを並べて行動するのみやっで!
シギの活動がもっといろんな人の手に渡って
チームの人数もバラエティに富んだ時に
その関わる全ての人が自分としての人生をポジティブに受け止められ
なおかつ前進していけるように
今は俺ちゃん経験値アップで駆け足でやっていくぜよ。